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検察、「韓元首相、郭泳旭の会員権でゴルフと無料宿泊」

検察、「韓元首相、郭泳旭の会員権でゴルフと無料宿泊」

Posted March. 25, 2010 04:20,   

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韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相(写真)の5万ドル収賄疑惑事件公判で、検察は「韓元首相は、08年と09年に郭泳旭(クァク・ヨンウク)元大韓(テハン)通運社長所有の会員権で、濟州島(チェジュド)でゴルフを楽しんだことがある」とし、関連資料を証拠として提出した。しかし、韓元首相側は、「公訴事実や事件の本質とは、全く関係のない悪意的なこじ付けだ」と反発するなど、攻防が繰り広げられた。

24日、ソウル中央地裁・刑事合意27部(金炯枓部長判事)の審理で開かれた同事件の第8次公判で、検察は、「韓元首相は、郭氏から5万ドルどころか、1ウォンも受け取っていないと主張しているが、郭氏が会員権を保有している濟州島のゴルフビレッジで26泊28日間、無料宿泊したことが分かった」と明らかにした。検察によると、韓元首相は、郭氏が分譲を受けた濟州のTゴルフビレッジで、08年11月20日から12月11日にかけて20日間、09年は7月31日から8月5日までの6日間、宿泊したことが分かった。非会員の場合、1日の宿泊費は66万相当であり、同期間の宿泊費だけでも1700万ウォンあまりに上るという。また、韓元首相は同期間、弟夫婦と3回に渡りゴルフを楽しみ、一度は郭氏がゴルフ費用を肩代わりしたと、検察は明らかにした。

検察は、「韓元首相は宿泊期間に郭氏の会員権を利用してゴルフをし、その費用を肩代わりさせ、特別割引恩恵を受けたことも確認された」とし、「これは、韓元首相が郭元社長から気にせず金を受け取り、ここで自分の自叙伝を書くほど親密な関係であることを裏付けるものだ」と主張した。

検察が確保した当時韓元首相がゴルフした際のキャディらの供述やキャディ報告書によると、韓元首相は、ゴルフクラブを借りてラウンドし、ゴルフビレッジの職員らに対して「静かで、本を書くのに適しているようだ」と話したという。弁護士は12日の3回目の公判で、「郭元社長が、ゴルフ用品店でゴルフクラブをプレゼントしようとした際、韓元首相は、『私はゴルフをしない』とし、ゴルフクラブを断り、帽子1つを受け取った」と明らかにした。

これに対し弁護士は、「公訴事実は金を受け取るまでの親密な関係だが、検察が主張する事実は公訴事実とは直接的な関係がない」とし、「裁判が詰めの段階に差し掛かった時点で、これを提出するのは公正ではない」と強く反発した。



baltika7@donga.com jefflee@donga.com