深刻な就職難の煽りを受け、大卒以上の高学歴の女性失業者の数が２０万人に迫った。１９日、統計庁によると、２月の大卒の女性失業者は１９万６０００人で、１９９９年統計作成以来最大となった。１月（１５万２０００人）に比べて４万４０００人が増え、昨年２月（１２万４０００人）に比べて５７．５％も急増した。今年２月、全体女性失業者が４５万９０００人であることを考えると、全体の約４０％が大学を卒業していながらも就職できずにいるわけだ。
２月、大卒以上の女性の失業率は５．６％で、０４年４月の５．７％以後、約６年ぶりに最も高かった。企画財政部の関係者は、「女性の大学進学率が高くなり、今年、景気回復の兆しが見えてきたことを受け、女性の求職活動も活発になったため、高学歴の女性失業者が大幅に増加した」と分析した。
これを受け、政府は４月から女性の比重が高い人文系列出身の未就業者を対象に、個人に合わせた有給職業訓練訓練を実施する計画だ。３月まで訓練希望者と訓練希望職種を調査した上、個人別データベース（ＤＢ）を構築して訓練の機会を与え、教育後には優秀中小企業などに集中的に就業を斡旋する方針だ。
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