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自立高不正入学128人の合格を撤回、父兄ら法的対応へ

自立高不正入学128人の合格を撤回、父兄ら法的対応へ

Posted February. 27, 2010 09:32,   

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ソウル市教育庁は26日、自立型私立校(自立高)の社会的配慮対象者選考に不正入学したものと判断した128人の合格を取り消したと明らかにした。学校長の推薦書を利用し、自立高に合格していた生徒らは、居住地近くの学校に強制に配置し、3月2日ほかの生徒たちと一緒に入学するようにした。しかし、合格が取り消された生徒の父兄たちは、子供たちの「合格の有効」を主張して法的に対応する考えを明確にしており、波紋を広げそうだ。

市教育庁は同日、記者会見を開き、「11日から学校長の推薦で合格した生徒たちについて、健康保険料を基準に1次的に選別した後、残りの生徒たちから推薦の撤回または説明資料を24日までに受け取った。」とした上で、「25日に疑惑のある生徒248人を各自立高に通知した。自立高別に入学選考管理委員会を通じ、最終合格取消者を決めた」と説明した。合格取消者は、13の自立高すべてから出た。

市教育庁はまた、「特別合同監査班を構成し、本庁、地域教育庁、中学校、自立高に対する監査を行い、3月半ばに責任所在を明確にし、厳重な措置を取る計画だ」と述べた。同庁は、このため3月の定期人事の際に問題の中学校の校長人事を最小化することを決めた。さらに、これから似たような事件が発生しないように、中学校で入学推薦委員会を通じ、推薦する生徒を選定した後、学校運営委員会の審議を経て、最終的な推薦者を決めるようにする方策も打ち出した。その他の制度改善策は、教育科学技術部と協議していく方針だ。

しかし、父兄たちは合格撤回措置について、「ずさんな制度と手薄な運営の全責任を生徒たちにばかり押し付ける非教育的方非人間的な仕打ちに他ならない」と反発した。子供たちの合格が取り消された父兄20人あまりは、同日市教育庁の前で記者会見を開き、法的な対応を取る意思を明確にした。

父兄たちは、「金浦(キムポ)外国語高校(外高)事件を引き受けていたY弁護士の諮問を受け、私たちに過ちがないということを確認した。ネットカフェを通じ、公開でさらに父兄たちを集めた上で訴訟を起こす」としている。金浦外高事件は、同高の2008年度入試で入学試験問題を流出した容疑で、京畿道(キョンギト)教育庁で合格を取り消されていた生徒たちが裁判所の判決で合格が認定された事件。

父兄たちはまた、「自立高の校長推薦制父兄一同」の名義で発表した共同宣言書で、「私たちは、決して合格撤回同意書を出したことがないし、(学校で)強制的に意見書を出させ、撤回同意書として捏造した」と主張している。



kini@donga.com