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海外マスコミ、フィギュア・クィーンに熱い視線

海外マスコミ、フィギュア・クィーンに熱い視線

Posted February. 13, 2010 09:25,   

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「フィギュア・クィーン」の金妍兒(キム・ヨナ、20=高麗大)は、まだカナダのトロントで練習している。20日、フィギュアスケート女子シングルの試合が行われるバンクーバーに到着する予定だ。まだ姿も現していないが、バンクーバーのメインプレスセンターは金妍兒への関心と熱気に包まれている。

●五輪のヒロインは断然金妍兒

五輪の開幕を迎え、外信は連日五輪特集記事を組んでいる中で、金妍兒に関する記事はどこからでも簡単に見かけることができる。ニューヨーク・タイムズは12日、冬季五輪特集コーナー12面のうち、金妍兒が「トリプル・ルッツとトリプル・トゥループジャンプ」をする場面を16枚の連続写真を掲載するのに2つの紙面を割いた。金妍兒について、「現在、世界を支配するチャンピオン」という修飾語を付けた。

LAタイムズも同日、インターネット版に「金妍兒に韓国のすべての注目が注がれている」という見出しの記事を掲載した。同紙は、金妍兒への国民の関心と共に金妍兒の偶像だったミシェル・クワンの評価について詳しく紹介した。

●宿舎や日程、厳しい保安

20日、バンクーバー入りする金妍兒の宿舎や日程などは徹底した保安の中でベールに包まれている。当初、バンクーバー国際空港で簡単なインタビューがある予定だったが、たくさんの取材陣が駆けつけることを憂慮し、取り消しになった。金妍兒は選手村ではなく、市内のあるホテルで泊まる計画だ。しかし、どのホテルに泊まるかは知られていない。

競技が行われるパシフィック・コロシアム競技場と練習場を行き来する際も大韓体育会が提供する車両で移動するとされている。金妍兒のマネージメント社であるIBスポーツの関係者は、「金妍兒の日程と宿舎を教えてほしいという内外のマスコミの要請が殺到している。しかし、心理的な安定のため、非公開で進める」と話した。金妍兒は公式トレーニングの後、記者会見場でのみインタビューに応じる予定だ。

●専門家グループ、「優勝は金妍兒のもの」と当然視

バンクーバーで金妍兒の金メダルを疑う人は現在ほとんどいない。フィギュア専門家らは1位は金妍兒のものだと考え、かえってし烈になる2位争いをハイライトと予想している。2位の座は日本の浅田真央(20)や安藤美姫(23)、カナダのジョアニー・ロシェット(24)が争うものと見られる。日本で練習中の浅田は20日、米国にいる安藤は14日バンクーバーに到着する予定だ。ホームファンの声援を味方につけたジョアニーは、21日ごろ、バンクーバーでトレーニングを始める計画だ。



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