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岡田外相「強制併合、韓国の人々の誇りに大きな傷」

岡田外相「強制併合、韓国の人々の誇りに大きな傷」

Posted February. 12, 2010 08:24,   

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日本の岡田克也外相は11日、韓国併合に関連して、「100年前に起きたことは、韓国の人々にとって、国を奪われ、民族の誇りを深く傷つけられたことだった」と述べた。岡田外相は同日、ソウルにある外交通商部庁舎で、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官との会談を終えた後に開かれた共同記者会見でこのように述べ、「今年は、日韓関係において大きな節目の年であり、今後100年を見据え、未来志向の友好関係を強化していきたい」と話した。

そして、「鳩山内閣は『村山談話』を踏襲している。歴史から目をそらさず、先を見据えて未来志向的な日韓関係に発展していく」と説明した。村山談話とは、95年8月15日、戦後50周年の終戦記念日に、村山富市首相(当時)が、日本が太平洋戦争とそれ以前に行った侵略や植民支配に対して公式に謝罪を表明した談話だ。

岡田外相は、事前に準備された発言のほかに「併合された側、痛みを覚える側の気持ちを決して忘れてはいけない」と加えた。

外交通商部の金英善(キム・ヨンソン)報道官は、「過去を直視し、未来志向的な友好協力関係を構築するという岡田外相の認識を評価する」とし、「合わせて岡田外相の認識が、歴史問題の解決に進展をもたらす具体的な行動につながることを期待する」と述べた。

両国外相は同日、第3期韓日文化交流会の発足に合意した。韓国側委員長は、鄭求宗(チョン・クジョン)東西(トンソ)大学日本研究センター所長が、日本側委員長は川口清史・立命館大学総長がそれぞれ務めることになった。



spear@donga.com