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IOC発行の五輪レビュー、金妍兒と浅田真央を紹介

IOC発行の五輪レビュー、金妍兒と浅田真央を紹介

Posted February. 11, 2010 09:26,   

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「人気に慣れている」(金妍兒)

「人気を楽しんでいる」(浅田真央)

国際オリンピック委員会(IOC)が発行する雑誌「オリンピック・レビュー(Olympic Review)」の最新号に、バンクーバー冬季五輪7種目の金メダルの候補8人が紹介された。メインとして紹介された選手は「フィギュア・クィーン」こと金妍兒(キム・ヨンア、20、高麗大)と日本の浅田真央(20)。同誌は2人の選手について金メダルを争う選手と表現し、インタビューと写真を載せた。

●金妍兒「長野を見て、五輪を夢見る」

IOCが金妍兒に付けた修飾語は、「200点のハードルを越えた女子選手」だ。しかし、史上初めて女子シングルで200点を突破した金妍兒は、「点数は気にしない。フィギュアは点数でものを言う種目ではない。ひたすら自分自身を表現するために努力するだけだ」と話した。国内での有名税についても、「人気に馴れるために努力している。演技中にプレッシャーを感じるが、うまくやってきたし、これからも克服できると思う」と付け加えた。

コーチのブライアン・オーサーと初めて会った時、金妍兒は恥ずかしがり屋の少女だった。金妍兒は、「これまでたくさんの大会や出来事を経験しながら、性格が変わった。今は大勢の人の前で演技するのを楽しんでいる」と話した。フィギュア女子シングルの金メダル候補に挙げられていることについては、「1998年の長野冬季五輪をテレビで見ながら、その場に立つことを夢見てきた。ちょっと緊張しているのは確かだが、昨シーズンと今シーズンうまくやってきているので、自信がある」と覚悟を語った。

●浅田真央「今は人気を楽しんでいます」

IOCは浅田を「最近の大会でトリプル・アクセル・ジャンプを成功させた唯一の女性選手」と紹介した。浅田は、「フィギュアを始めたごろからアクセルを練習してきた。アクセルは私には自然に感じられる」と話した。さらに、「競技で3回のトリプル・アクセル・ジャンプを全て成功させたい」と話した。

金妍兒と違って浅田は、人気についての見方が特別だった。浅田は、「子どもの時からマスコミに追いかけられてきた。もう馴れているし、実際これを楽しんでいる」と話した。しかし、「重圧感のため、練習の時にはできた技も競技中にはできるかどうか確信がない。私はもっと自信を持つ必要がある」と付け加えた。五輪での目標は明快だった。浅田は、「1998年の長野大会を見て以来、私の夢は五輪に出場して金メダルを獲得することだ」と述べた。

●年収92億ウォンの金妍兒、選手では1位タイ

一方、金妍兒は今回の五輪出場選手の中で最も多い所得を上げていることが明らかになった。経済専門誌の「フォーブス」は10日、インターネット版に金妍兒が昨年800万ドル(約92億ウォン)に近い収入を上げ、スノーボードのショーン・ホワイト(米国)と共に1位タイにつけたと報道した。



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