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サッカー代表チームの許監督、「二兎を追う」

サッカー代表チームの許監督、「二兎を追う」

Posted February. 04, 2010 09:34,   

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韓国サッカー代表チームが7日から日本東京で開かれる第4回東アジアサッカー選手権大会で2連覇に挑む。今大会は6月に行われる南アフリカ共和国ワールドカップ(W杯)本大会に備え、国内派選手らに対する最終の実戦テストの性格もある。

3日、木浦(モクポ)国際サッカーセンターで約1時間半の回復トレーニングを終えた代表チームは4日、金浦(キムポ)空港を経て東京へ向かう。韓国は先月、南アフリカ共和国、スペインで行われたキャンプ・トレーニングの時と同じく、国内派中心のチームで大会に臨む。違いは日本でプレーしている李根鎬(イ・グンホ、ジュビロ磐田)と郭泰輝(クァク・テフィ、京都サンガ)が合流するぐらいだ。

国内派としては今大会が南アフリカ共和国W杯の最終エントリーに入れる最後のチャンスだ。許丁茂(ホ・ジョンム)監督は欧州で活躍中の朴智星(パク・ジソン、マンチェスター・ユナイテッド)、李青龍(イ・チョンヨン、ボルトン)、寄誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)、朴主永(パク・ジュヨン、ASモナコ)を代表チームの攻撃の核と確定させているため、国内派の競争はさらにし烈にならざるを得ない。

許監督の頭の中も複雑だ。海外派と最適の組み合わせを作る国内選手を探さなければならない上、優勝も逃せないからだ。日本戦での必勝は言うまでもなく、相手戦績で無敗(16勝11分け)の中国戦も気になる。こうした中で、最近コンディションが良かったMF廉基勳(ヨム・ギフン、蔚山)が2日、木浦(モクポ)市庁との練習試合で左足などを骨折し、代表チームから抜けたため、戦力に損失が出た。左足を上手に使う廉基勳は、側面MFか最前方の攻撃手としても活用度が高いからだ。

韓国は7日香港、10日中国、14日日本と対戦する。韓国、日本、中国、香港がフルリーグを行って勝ち点で優勝を決めるやり方。韓国は03年の1回、08年の3回大会で優勝した。

一方、許監督はチョン・ヘソンコーチを中国へ送り、安貞桓(アン・ジョンファン、大連実徳)を点検するようにした。評価結果の次第で、3月3日、コートジボワールアとの評価試合に投入することもありえる。安貞桓が太極マークをつけてプレーしたのは、08年6月、南ア共W杯アジア地域3次予選・北朝鮮とのホーム試合が最後となっている。



kimsk@donga.com