Go to contents

LGが従業員数10万人突破へ 国内企業では3番目

LGが従業員数10万人突破へ 国内企業では3番目

Posted January. 25, 2010 09:05,   

한국어

LGグループの国内従業員の数が、今年初めて10万人を越える見通しだ。雇用人数が10万人を突破する企業集団としては、三星(サムスン)グループ、現代(ヒョンデ)・起亜(キア)車グループに次いで3番目となる。

LGグループは24日、系列会社別の採用人員や計画を発表し、「今年、新たに1万人を採用すれば、昨年末に約9万7000人だった国内の従業員数が10万6000人に増えることになる」とした。定年退職など、自然減少する従業員の数を勘案しても数値だ。

三星グループの国内従業員は、1980年代序盤10万人を越えて、現在約18万人に達している。08年末基準で内外を合わせれば、従業員の規模が27万7000人にのぼる。1980年代には金融分野の労力比重が高く、現在は三星電子の労力比重が最も高い。現代・起亜車グループは、国内労力だけで12万人ぐらいだ。現代車と起亜車に9万人、現代カードや現代キャピタルなど金融系列会社に1万人が雇用されている。

LGグループが従業員数を引き続き拡大しているのは、人への投資を惜しんではいけないという具本茂(グ・ボンム)会長の所信と、企業は雇用創出を通じて社会的な責任を全うしなければならないという2つの理由にまとめられる。具会長は、今年初めの新年の挨拶で、「事業の勢力図を変える技術を育て、新しい事業分野にも果敢に投資しつつ、人材確保に乗り出さなければならない」と強調した。

LGグループの従業員数は、07年8万4000人から昨年9万7000人に増加した。新規採用社員数も07年の5000人から08年は8500人、09年は9600人、さらに今年は1万人と4年間で2倍に増えた。

今年、採用規模が最も大きい系列会社はLGディスプレーで、計4600人を採用する計画だ。坡州(パジュ)第8世代液晶表示装置(LCD)工場の増設ラインの稼動による生産労力の拡充や、3D、電子紙、太陽電池、有機発光ダイオード(OLED)など、新事業の研究開発(R&D)労力を補強する。LG電子は、スマートホン、太陽電池など未来成長事業の研究開発(R&D)労力を中心に2000人、LGイノテックは坡州LED生産ラインの労力など1000人を採用する。LGイノテックは坡州LED生産ラインは今年下半期に完成予定だ。

今年は2次電池事業の好況を追い風に、化学部門労力の補強も大幅に行われる見通しだ。LG化学は2次電池分野の研究労力や梧倉(オチャン)電気自動車用バッテリー生産ラインに必要な労力など、950人を選ぶ。一方、三星グループも三星電子を中心に採用規模を拡大するものと予想される。



nuk@donga.com achim@donga.com

トップニュース