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金総書記「白米のご飯に肉のスープ、遺訓を貫徹する」

金総書記「白米のご飯に肉のスープ、遺訓を貫徹する」

Posted January. 11, 2010 08:16,   

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北朝鮮の労働新聞は9日付で、金正日(キム・ジョンイル)総書記が、「首領様(金日成主席)は、人民が白い米のご飯に肉のスープを食べ、絹の服を着て瓦の家で暮らせるようにしなければならないとおっしゃったが、私たちはこの遺訓を貫徹できずにいる」と話したと報じた。

北朝鮮ウェブサイト「同じ民族」によると、同紙は、金総書記が昨年、現地指導の時に言及したこの発言を紹介した。同紙は、金総書記が、「今、我が国は政治・思想面では言うまでもなく、軍事面でも強国の地位に上ったが、人民の生活には足りない点が少なくない。私は、最短期間に人民生活の問題を解決し、人民が満ち足りた暮らしができるよう首領様の遺訓を必ず貫徹する」と話したと伝えた。これは、住民生活の向上に力を入れるという北朝鮮の新年共同社説を再度強調するものとみえる。

新年共同社説から消えた韓国に対する非難も再び登場した。労働新聞は、「先日、統一部当局者の中で昨年を『南北関係で原則を守った一年』という評価があった。南朝鮮当局が今年も北南関係の改善を望まないなら、対決に突き進むことになる憂慮を抱く」と主張した。統一部が昨年12月31日の新年業務報告で、09年の成果として、「原則に基づいた一貫性ある対北朝鮮政策の推進」などを挙げたことを述べたものだ。

労働新聞は、「南朝鮮当局は、6・15共同宣言を履行し、非核・開放・3000といった反統一対決政策を破棄しなければならない」と呼びかけた。北朝鮮内閣の機関紙・民主朝鮮も同日、「南北関係の改善を望むが、我々の体制まで中傷し、対決騒動を起こす好戦者には、絶対に寛容と慈悲はない」と主張した。



zeitung@donga.com