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顔を合わせれば喧嘩 与野党議員たちが打ち明ける本音

顔を合わせれば喧嘩 与野党議員たちが打ち明ける本音

Posted January. 07, 2010 09:19,   

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▼民主党による予算決算特別委員会会議場占拠(09年12月17〜31日)

●ハンナラ党議員らの告白

「民主党がまた占拠をしました。今度は予算決算委の会議場です。朝、会議場の前を通ると、ある民主党議員が記者と話をしていました。国民のために熟慮したと心にもないコメントを言っていました。国民、民主主義などあらゆる『高貴』な言葉を並べ立てています。言葉だけは国家代表級です。ある記者が、『国政責任』を問うと白を切ります。しばらくまた騒々しくなるでしょう」

「同僚議員と常任委の会議室で会いました。朝刊新聞を開き、自分の名前が出ていないか探します。あくびをしている写真だけありました。いつもこんな写真だけが載ります。記者はちょっとおかしいのではないでしょうか。気分転換で、今日の運勢を読んでいます。突然、金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長が、予算案と労働法を職権上程しないという知らせを聞きました。一瞬、周囲が凍りつきました」

●民主党議員らの告白

「会議場に入ると、素早く横になれる場所を探します。肌の最大の敵である蛍光灯の紫外線を避け、直にヒーターの風に当たらず、外からの風を最大限に避けられる投票箱側の場所を見つけました。『やった』と叫び、ゆっくりその場所に近づきます。すると、突然、重鎮がやってきて、そこに座ってしまいました。一瞬の油断が災いとなりました。金炯旿議長が、職権上程をしないと言ったそうです。世の中で最も信じられない言葉ということを知っていますが、藁をもつかみたい気持ちです」

「眠りから覚めると、背中にはびっしょり冷や汗をかいていました。金炯旿議長が、45度横に腕を広げ、議事棒を叩く悪夢を見ました。年末が近づくほど、困惑する悪夢に苦しめられ、深く眠れません。会議場の外に出ると記者がいます。厄介な与党のために苦労していると言い、ハンナラ党と金議長の悪口を言います。口先だけだとは分かっていますが、気分が良くなりました」

▼秋美愛環境労働委院長の労働関係法処理(09年12月30日)

●ハンナラ党環境労働委議員ら

「秋美愛(チュ・ミエ)のカリスマ性はすごい。カリスマ性はエメリヤーエンコ・ヒョードル顔負けだ。秋委員長が会議を進行すると言うと、民主党議員らは、ウサイン・ボルトが現われたかのように駆けつけます。そして、自分らだけ大騒ぎをします」

「民主労働党の傭兵が到着しました。李正姫(イ・ジョンヒ)議員が目の前で、『獅子吼』の神功を言い出します。海千山千の人生経験から、単語を連ねます。しかし、肩の痛みを訴えていた秋委員長は、隠された超能力を使い微動だもしません。驚かされます」

●民主党環境労働委議員ら

「分別がなく、気の利かない記者がやってきて、心配していると言いながら、史上初の事態だがどうするのかと気を逆なでます。話を合わせ、大変有難いと感嘆詞も連発します。時計ばかりを見ているのに、帰ろうとはしません。本当に無邪気な人です」

「ともかく、秋美愛ために常任委を移さなければいけません。強い女性議員は避け、存在感を出したいです。議員室に戻り、常任委を検索してみてください。政務委は、格好はいいが、金映宣(キム・ヨンソン)がいます。外交通商委は海外にも行くけど、宋永仙(ソン・ヨンソン)がいます。いつまたハンマーを持ち出すか分かりません。企画財政委員会は地域の予算に役立つけれど、李正姫がいます」

▼本会議場予算案通過(09年12月31日〜10年1月1日)

●ハンナラ党議員ら

「午前7時から議員総会を皮切りに、本会議場の移動まで強行軍です。予算案が通過するまで、出て行くことはできません。院内副代表らが、四天王のようにドアのそばで守っています。今日こそ、『セレブ政党』のレッテルを外さなければと、こぶしを握りしめます。野党議員が入ってきます。姜基甲(カン・ギガプ)と姜鏻正(カン・ギジョン)は、足を捕まえなければなりません。いつ飛んでくるか分かりません。メディア関連法処理の時は、スパイダーマンかと思いました」

「何時間も座っているので、体が痛くて我慢できません。しかし、2階に放送局のカメラが撮影しているので、他のことはできません。民主労働党議員らは、議長席の前で5時間も立っています。軟体動物でもないのに、どうしてあのような姿勢でいられるのか、ただただ不思議です。よく見ると、別の議員らは、それぞれ話をしています。私だけが一人で座っているので、記者の視線が気になります。『仲間外れ』ではないことを見せなければなりません。携帯電話を取り出し、誰かと連絡している振りをします」

「民主党は、代表が大企業の幹部出身であるにもかかわらず、『商売』が下手です。元を取る考えもせず『All or Nothing』だけを叫びます。『4大河川予算』は、大幅な『割引』を用意しましたが、みんな必要ないそうです。有難いことです。ウルトラナイスです。いよいよ金議長が、職権上程をするそうです。金議長は、ジキル博士とハイド氏のようです。彼の心の中には、2人の金議長がいるのは明らかです。ともかく、踊りでも踊りたい気分ですが我慢します。カメラが回っているので。明日の朝には、家で雑煮を食べることができます」

●民主党議員ら

「ハンナラ党がまた強行するそうです。本会議場を占拠したそうです。持てる人ほどひどいことをします。どうしてあのような欲張りがいるのかと思います。ひどいと言うと、悔しければ選挙で勝てと言われました。なぜ国会議員は与党議員になれば、大柄になるのでしょうか。カエルがおたまじゃくしの頃のことを考えません。私も与党を2回しましたが、次元が違います。最近の与党は、本当に不躾です。席に座っているハンナラ党議員を見ると、私たちを見て笑って騒ぎ、小学生の遠足ムードです。元々レベルが低いのだと思いますが、3年前、与党だった頃が思い出され、一瞬涙が出そうになりました」

「議長席の前で、プラカードを持って立っている時、無理がたたったのか、頭がもうろうとしました。その一方で、一瞬、地元の予算が決まったのか気になりました。こんなことをやっていて、予算案が外されれば、地元で悪口を長々と聞くことになり大変です」

「強硬派と噂になったけれども、私もこんなことはしたくありません。座り込みをして、身をもって防ぎ、受けた告訴・告発状を合わせれば、廃紙に売って家一軒が買えそうです。『体』ではなく、別の方法があるなら、教えてほしいです。私も『白峰紳士賞』を一度取ることが望みです」



polaris@donga.com