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2009年の国会、明日はない

Posted December. 31, 2009 09:08,   

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史上初の準予算編成を翌日に控えた30日、ハンナラ党と民主党は3日間の非公開予算交渉で、4大河川事業を除く一般予算で部分的に意見の歩み寄りをみせた。しかし、福祉予算の支出規模と4大河川整備事業の予算に対する見解の相違を縮めることができず、最終合意には至らなかった。

このため、与野党が31日午前までに合意に達しなければ、ハンナラ党が中間合意案を基に予算案を強行処理するという観測が流れている。ハンナラ党は、年内の予算案処理を公言した状態だ。

ハンナラ党の予算決算委員会幹事の金光琳(キム・グァンリム)議員は30日午後、国会で記者会見を行い、「3日間のツー・トラック(two track)交渉を終えた。交渉内容を見れば妥結ではないが、決裂でもない」と述べた。

与野党が、意見の歩み寄りを見せた来年の予算支出規模は、政府案の291兆8000億ウォンから1兆ウォン以上増えた293兆ウォンを少し上回る水準に決まった。赤字財政のための国債発行の規模は、政府案の30兆9000億ウォンから1兆ウォン以上減り、財政赤字規模も、国内総生産(GDP)の2.9%から2.6〜2。7%に減らすことで合意した。

民主党の李康來(イ・ガンレ)院内代表は同日、記者懇談会で、「民主党が要求した(一般予算のうち)1兆4500億ウォンの削減案をハンナラ党が受け入れるかどうかに一縷の希望は残っている」と述べ、余韻を残した。

一方、環境労働委員会は同日、野党議員が退場した中、複数労組の許容と労組専従者賃金支給禁止に関する「労働組合および労働関係調整法」改正案を通過させた。同日、通過した法案には、複数労組を11年7月から許容し、労組専従者の賃金支給は、10年7月から禁止する内容などが含まれている。秋美愛(チュ・ミエ)委員長は午前、野党議員が会議の進行を妨害したという理由で、ハンナラ党議員だけが入場し、会議場のドアを閉めたため、野党議員は「強行採決法案」だと強く抗議した。

しかし、「秋美愛法案」が、新年から発効されるかどうかは未知数だ。民主党所属の柳宣浩(ユ・ソンホ)法制司法委員長だけでなく、ハンナラ党出身の金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長は、「与野党合意ではないため、法案を上程しない」と述べた。

このような状況でも、国会内のあちこちでは、占拠や座り込みが続いた。金議長が2日間、議長席を守り、無言デモを続け、本会議場向いの予算決算特別委員会の会議場は、民主党議員が14日間占拠し、座り込みを続けている。また、教育科学技術委員会委員長室では、大学生が「授業料の引き上げ反対」を求め、3日間デモを続けた。



srkim@donga.com needjung@donga.com