Go to contents

「99円の代わりに私の青春を返せ」 梁錦徳さんらの怒りの叫び

「99円の代わりに私の青春を返せ」 梁錦徳さんらの怒りの叫び

Posted December. 25, 2009 10:40,   

한국어

「私の青春を返せ、この泥棒」

24日、ソウル鍾路区中学洞(チョンロク・チュンハクトン)の日本大使館に向かって、梁錦徳(ヤン・クムドク、78)、金ソンジュさん(81)の血の煮えたぎるような怒りの叫びが響いた。2人は、1944年5月に韓国人勤労挺身隊として動員され、日本の名古屋にある三菱重工業で1年以上働いた韓国人被害者。同日、2人は、最近、日本政府が自分たちを含め、太平洋戦争中に強制労働に動員された韓国人勤労挺身隊の被害者7人に厚生年金の脱退手当金を1人当たり99円(約1300ウォン)支給したことに対して、拒否する意思を明らかにするため、緊急記者会見を行った。

2人は、「あらゆる屈辱をこらえて働いたが、99円とはなんだ。日本は謝罪し、年金を返してほしい。悔しくてたまらない」と泣き叫び、座り込んで嗚咽した。金さんも、「日本に行けば、学校にも行け、お金も稼げると言われたが、工場で眠らずに働き、給料すらもらえなかった。『国に戻れば送ってやる』と言われたが、あれから64年が過ぎても何の連絡もない」と無念を訴えた。

今回の件に先立ち、太平洋戦争中に強制徴用され、2年間働いて、04年に厚生年金の脱退手当金として日本政府から316円(約4100ウォン)を受け取ったヨ・ウンテクさん(88)は、「もって帰れ」と言って、大使館に向かって準備していた日本の貨幣を投げつけた。市民団体「勤労挺身隊被害者と共にする市民会」側は、「厚生年金の脱退手当金として1人当たり99円を支給したことは、被害者を二度ろう絡する行為だ。日本政府は謝罪せよ」と訴えた。



passion@donga.com