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JLPGA3年目のソン・ボベ、新人王になった秘訣は?

JLPGA3年目のソン・ボベ、新人王になった秘訣は?

Posted December. 17, 2009 09:31,   

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「思いも寄らなかった賞をもらって、さらに嬉しいです」

受話器の向こうからソン・ボベ(23)の興奮した声が聞こえてきた。ソン・ボベは15日、日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーの事務局から、今年の新人王に選ばれたと言われた。

ところが、おかしいところがある。04年、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーにデビューし、新人王・賞金王・大賞を総なめしたソン・ボベは、07年、日本舞台に進出した。昨年、開幕戦のダイキンオーキッドレディースでは、JLPGA初優勝を果たした。韓国の基準からみて、ソン・ボベは新人ではない。しかし、JLPGAは、韓国の新人規定が違う。韓国では、正会員になった翌年に限り、新人王の資格が与えられるが、日本では、正会員になった年に新人王になれる。

ソン・ボベは、07年から今年まで日本では、非会員資格でプレーした。そして、今月初めに開かれた韓日女子プロゴルフ対抗戦が終了後、会員申請をした。今年、日本オープンとミズノクラシックの2大会で優勝し、7292万円(約9億5000万ウォン)を獲得したソン・ボベは、新人の中で最多額の賞金を獲得し、新人王の受賞者に選ばれた。

実は、ソン・ボベは昨年のシーズン中盤、会員になろうとした。しかし、肩の負傷で米国へリハビリに行くことになり、会員登録を先送りにした。もし、昨年会員になっていたら、新人王はソン・ボベのものにならなかったはずだ。ソン・ボベは、「日本へ来てから、いっぱいいっぱいで、新人資格を考える余裕もなかった。暇な時にやろうというぐらいに思っていたが、新人王になってしまった」と言いながら笑った。



uni@donga.com