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G20サミット期間に「B20」を並行開催へ、大統領府が推進

G20サミット期間に「B20」を並行開催へ、大統領府が推進

Posted December. 05, 2009 09:47,   

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来年11月、ソウルで開催される主要20ヵ国・地域(G20)首脳会議の期間中に「ビジネス20(B20)会議」を並行して開催する方向で検討が進められている。G20参加国別に代表的な企業20社ずつ計400社前後の企業オーナーや最高経営者(CEO)らを招いて、グローバルな経済危機を受けて実体経済での連携方法を模索する会議を開くという構想だ。

大統領府の関係者は4日、「予断はできないがG20サミットが開かれる来年下半期ころには、経済が回復するだろうと期待している」と言い、「民間の設備投資や雇用拡大など民間企業の役割が緊要とされているだけに、世界的な企業を招いて経済問題について討議する場を設ける計画だ」と明らかにした。

B20会議のアイデアは、先月、シンガポールで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でG20首脳たちの間で自然な形で持ち上がったが、李大統領がこれをB20会議と名づけたという。

大統領府関係者は、「経済危機の状況で足元の火を消すために政府が前面に出たが、経済回復の局面では政府政策と実体経済が呼応しながらシナジー効果を図るべきだ。その意味で、G20会議とB20会議を並行するという趣旨だ。よくあるCEOサミットの水準を越える内容の濃いプログラムを用意したい」と話した。

これに関連して、李大統領は先月30日に行われた与党ハンナラ党の最高委員たちとの朝食懇談会で、「G20参加国の中でランキング1位から20位までの(企業が)韓国に招かれるだろう。世界トップクラスの企業が集まって経済問題について議論する場を設ける計画だ」と述べた経緯がある。



yongari@donga.com