与党議員１０人が「世宗市法改正案」を今日発議

与党ハンナラ党議員らが、世宗（セジョン）市推進方向を「行政中心複合都市」から「グリーン先端複合都市」に変更する内容の行政中心複合都市建設特別法改正案を国会国土海洋委員会に２９日に提出する。

同法案を代表発議するハンナラ党の林東奎（イム・ドンギュ）議員は２８日、「朴槿恵（パク・グンヘ）元代表の『世宗市原案プラスアルファ（＋α）』発言で党内に意見の食い違いはあるが、国会で世宗市問題を再検討する契機とするために発議を決定した」と明らかにした。そして、「世宗市原案は、党の存立と関連がある」という朴元代表の発言に対し、「党の存立よりも国家の存立が重要であり、『首都分割』は国家的な問題だ」と反論した。

同法案の発議には、林議員と国会予算決算特別委員長の沈在哲（シム・ジェチョル）議員らハンナラ党議員１０人が参加した。

同改正案は、△名称を「行政中心複合都市」から「グリーン先端複合都市」に変更し、△法の目的から「国家の均衡発展」部分を削除し、「グリーン成長促進と国家競争力の強化」に変え、△政府省庁の移転関連条項（第１６条）を削除する、というのが主な内容だ。

kimkihy@donga.com