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商品収支の黒字規模で初めて日本を抜いた

商品収支の黒字規模で初めて日本を抜いた

Posted October. 22, 2009 08:06,   

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韓国が、今年上半期の商品収支の黒字規模で、史上初めて日本を抜いた。上半期に対日貿易で124億ドルの赤字を出したことを考えれば、ほかの国との貿易でどれほど大幅な黒字を記録したのかが分かる。

両国の商品収支の黒字規模が逆転したのは、ウォン安円高が大きな影響を及ぼしたと見られ、このような傾向が今後も続くかは未知数だ。

21日、企画財政部(財政部)と経済協力開発機構(OECD)によると、上半期の韓国の商品収支の黒字は266億1000万ドルと、OECDの30加盟国のうち、ドイツ(719億5000万ドル)に次ぎ2番目だ。ノルウェー(248億1000万ドル)やアイルランド(229億8000万ドル)などのそれに続き、日本は91億2000万ドルで6位だった。

財政部の関係者は、「日本と韓国は共に輸出や輸入が減った『不況型黒字』を示してきたが、日本の輸出の減少幅は韓国より一段と大きかった」とし、「ドルや円に対するウォン安、輸出品目や地域の多角化などが、商品収支の黒字規模を増大させた」と話した。

しかし、今後もこの傾向が続くかは疑問だ。対外経済政策研究院(KIEP)のチョン・ソンチェ日本チーム長は、「最近、ウォン高が急激に進んでいることを受け、ウォン安の効果が消えつつあり、世界経済の回復を受けて、高機能性の日本製品への需要が増えている」とし、「長期的には日本の商品収支の黒字幅が早いテンポで膨らむだろう」と分析した。



lovesong@donga.com