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鄭首相、龍山惨事遺族の面会要請に「いまは不適切」と見合わ

鄭首相、龍山惨事遺族の面会要請に「いまは不適切」と見合わ

Posted October. 20, 2009 09:41,   

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鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相は最近、ソウル龍山(ヨンサン)の惨事に関連して、「まだ事態の解決に進展がない状況で、再び遺族に会うのは不適切だと考える。時間を置いて、次回に会うのがいいだろう」と明らかにしたという。首相室関係者は19日、「鄭首相が龍山惨事の死亡者の焼香所を訪れた後、8日に電話で遺族が面会を求めたが、鄭首相は12日にこのように明らかにした」と伝えた。

首相室は同日、政府の不介入原則を維持し、ソウル市が、龍山4区域の再開発組合と遺族が円満に合意できるよう支援するという方針を再確認した。さらに、鄭首相は、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長に電話で、「妥協が実現するようソウル市が最大限努力してほしい」と訴えたという。

これに関連して、金孝明(キム・ヒョミョン)首相室一般行政政策官は、「首相室から2度電話で、遺族と接触したが、遺族側が死亡者に対する名誉回復や政府の謝罪、事件の再捜査など、従来の要求を繰り返しており、進展がない状態だ」と伝えた。

政府と遺族側は一部の争点で意見の食い違いを見せているが、死亡者および賃貸者の補償については、かなりの進展がなされたという。首相室によると、再開発組合は5人の死亡者の遺族にそれぞれ補償金3億ウォンと、今後建設される商店の分譲権を与えることを決めた。補償を拒否した賃貸者23世帯には、150%の営業補償金を支給する計画だ。また、韓国教会奉仕団が犠牲者5人の葬儀費5億ウォンを提供し、施工者は建設工事現場の飲食店の2つの運営権を提供することを決めた。



pen@donga.com