駐米大使「韓米首脳会談でもアフガン派兵要請はないだろう」

韓悳洙（ハン・ドクス）駐米大使は８日（現地時間）、「これまで米政府から韓国軍のアフガン派兵の要請はなかった」とし、「来月開催される韓米首脳会談でも、そのような要請はないと思う」と述べた。

韓大使は同日、ワシントンの駐米韓国大使館で行われた国会外交通商統一委員会の国政監査で答弁し、「米国政府は基本的に、各国の自発的な能力範囲内でアフガンの安定と再建を助けて欲しいと考えている」と言い、このように述べた。韓大使は、「政府はアフガン情勢の安定化と再建が必要であるとの認識のもと、追加支援が必要なら、現地の条件や我々の提供可能な資源を総合的に検討して決めるだろう」とし、「（アフガン支援は）米国の立場とは全く関係ない」と説明した。

米朝対話の見通しについては、「二国間交渉で本質的な論議をするよりは、６者協議に出て論議しようということなので、北朝鮮の明確な態度変化がない限り、交渉は相当難しいだろう」との見方を明らかにした。米朝会談の開催時期については「誰もわからない」と答えた。

米議会での韓米自由貿易協定（ＦＴＡ）の批准をめぐる動きについては、「米下院でオバマ大統領に韓米ＦＴＡ批准を促す署名作業を近く開始する予定だ」と伝えた。

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