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韓中日首脳会談10年で共同文書採択へ

Posted October. 09, 2009 08:08,   

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韓国と日本、韓中日、韓国と中国の首脳会談が9日と10日、ソウルと北京で相次いで行なわれる。

李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日午前、大統領府で日本の鳩山由紀夫首相と首脳会談を行ない、正しい歴史認識をもとに両国関係の新たな発展案を模索し、北朝鮮の核問題を話し合う。鳩山首相の訪韓は就任後初めて。両首脳は先月23日、米ニューヨークで初めての首脳会談を行なっている。

李大統領は、北朝鮮核問題の「グランドバーゲン(一括妥結)」の構想について説明し、日本政府の協力を要請する考えだ。李大統領が提案していた天皇の訪韓問題について、鳩山首相が具体的な返事をするかどうかにも関心が集まる。在日韓国人の地方参政権問題も話し合われるものとみえる。

両首脳は、会談後の昼食会でマッコリで乾杯し、友愛を確かめ合った後、北京に各自移動して、10日に温家宝首相と韓中日首脳会談を行なう。韓中日首脳会談は今年で10年目だ。首脳らは今回の会談で、3国の協力拡大案を含む共同文書を採択する予定だ。

大統領府関係者は、「韓中日3国の国内総生産(GDP)を合わせれば、全世界の6分の1に達し、3国いずれもG20に入っているなど、3国が国際舞台で占める比重は大きい。韓中日協力の10周年を評価し、今後の協力案を話し合うことが、会談の最も大きな議題だ」と話した。来年の韓中日首脳会談は韓国で開催される。

特に李大統領は、今月初めに北朝鮮を訪れ、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会談した温家宝首相と会談する予定であり、北朝鮮の核問題について踏み込んだ意見交換が行われるかに注目が集まる。李大統領は、グランドバーゲン構想の正当性を説明し、北朝鮮の6者協議復帰案について意見を交わす予定だ。

いっぽう、日本の岡田克也外相が言及した「韓中日共通教科書」問題が3国の首脳会談で話し合われるか注目される。大統領府関係者は、「共通の教科書を作ることは望ましいことだ。ただ、これは容易ではない問題であり、実現しても長期プロジェクトになるだろう」と話した。



yongari@donga.com