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兵役不正の43人、来週に拘束令状申請へ

兵役不正の43人、来週に拘束令状申請へ

Posted September. 19, 2009 08:21,   

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習慣性肩の脱臼手術や患者をすりかえる手口で兵役を逃れてきた運動選手など43人に対して、警察が拘束令状を請求したり、請求する予定であり、兵役不正をめぐる捜査が拡大されている。

京畿道(キョンギド)の一山(イルサン)警察署は18日、兵役逃れのために、習慣性肩の脱臼手術を行ってきたソウル江南(カンナム)のA病院院長など、3人を来週に呼んで取調べを行う方針だと明らかにした。警察はすでに、取調べを済ました45人中、兵役逃れの容疑を認めた38人に対しては、A病院の医師らに対して取調べを行った後、拘束令状を申請する方針だ。

捜査の対象となった204人の中には、プロサッカー選手のB氏や国家代表のバレーボール選手のC氏、有名プロゲーマーのD氏などが含まれており、警察によって取調べを受けたB氏は、兵役逃れの容疑を認めたという。

警察はまた、兵務庁に提出された捜査対象者についての磁気共鳴画像(MRI)撮影資料や診断書、診療記録などを専門機関に送り、捜査対象者本人のものであるかどうかや、肩の状態が深刻だったかどうかなどについての鑑定を依頼することを決めた。警察はまだ呼んでいない残りの159人に対して引き続き捜査を進めている。

一方、「患者のすり替え」手口を動員した新種の兵役不正事件を捜査中のソウル警察庁・広域捜査隊は18日、現役の入隊対象者なのに公益勤務要員の判定を受けさせた容疑(兵役法違反など)で、ブローカーのユン某容疑者(31)や発作性心不全症の患者、金某氏(26)に対して拘束令状を申請した。

彼らに対して賄賂を渡し、虚偽の診断書を受け取って公益要員の判定を受けたカーレーサーの金某容疑者(26)など3人に対しても拘束令状が申請された。警察はユン容疑者と電話をした人々のうち、1980〜1990年度に生まれた現役入隊対象者を絞り、兵役免除や減免を受けた12人を確保した。警察はこの12人についての身体検査資料を軍から受け取り、低い等級がつけられたことが適法だったかどうかについて取り調べを行っている。



bibulus@donga.com yunjung@donga.com