男子100メートル世界ランキング2、3位のタイソン・ゲイ(27=米国)とアサファ・パウエル(27=ジャマイカ)が25日に開かれる大邱(テグ)国際陸上大会に出場する。
男子100メートル(9秒58)と200メートル(19秒19)の世界記録保有者である「雷」ウサイン・ボルト(23、ジャマイカ)の欠場で、元気をなくしかけていた大邱国際陸上大会は、これで再び活気を帯びるようになった。
ゲイは07年、大阪選手権100メートル、200メートル、400メートルのリレーで優勝し、史上4番目に世界大会3冠を達成したスター。先月、世界陸上選手権100メートルの決勝ではボルトに0.13秒遅れたが、9秒71の米国新記録で銀メダルを獲得した。
9秒72の100メートル記録を持つパウエルは、ボルトが昨年の北京五輪で9秒69の世界新記録を立てる前までは世界をリードした選手。9秒台の記録を50回以上記録した。ベルリン世界選手権で9秒84で銅メダルに止まったが、ボルトと争える数少ない選手の1人だ。
ゲイとパウエルは20日、上海でグランプリ大会に出場した後に韓国入りする。2人の韓国訪問は今回が初めてだ。
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