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脱北者への無差別銃撃説は事実だった 中国公安文書がネット公開

脱北者への無差別銃撃説は事実だった 中国公安文書がネット公開

Posted September. 14, 2009 08:39,   

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中国の警察当局が、北朝鮮と中国の国境地帯を越えて銃殺された脱北者56人の死体を鴨緑江(アプロクカン)で発見したという中国公安当局の文書が公開された。03年10月7日付の同公文書は、吉林省白山市長白朝鮮族自治区の公安局によって作成された。公文書によると、03年10月3日午前、53体の死体が発見されたのに続き、翌日10月4日未明、さらに3体の死体が発見されたと記されている。同公文書が本物なら、これまでうわさされていた脱北者に対する苛酷な行為が事実と確認され、脱北者の人権問題に関連して波紋が予想される。

公文書には、「検視の結果、死亡者はみな北朝鮮住民であり、56人全員が銃殺されたことが分かった。これは、中国の国境を不法に越えようとした過程で、北朝鮮の国境警備隊の銃撃を受けたという証拠だ」と書かれている。死亡者は、男性36人、女性20人で、このうち少年5人と少女2人が含まれている。

このような事実は、グーグルアースの衛星写真を利用して、北朝鮮の主要官公庁や軍事施設、住居地などを表示したオンライン地図を作成しているカーティス・メルヴィン氏(33)が運営するインターネット・サイト「ノースコリア・エコノミーウォッチ(http://www.nkeconwatch.com/)」を通じて公開された。この文書を掲載したのは、ハンドルネーム「treasuresthouhast」のネットユーザーで、中国のポータルサイト網易(http://bbs.163.com)にあった文書を掲載したものとみられる。



triplets@donga.com