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T-50、初の輸出の道が開かれるか

Posted August. 04, 2009 09:04,   

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イスラエル空軍が韓国産「T-50(ゴールデン・イーグル)高等練習機」導入のため、空軍将校3人で構成された代表団を今週、韓国に派遣する予定だと、イスラエルのハーレツ紙が3日付で報じた。同紙は、イスラエル空軍が、「スカイホーク」の代わりに、士官学校の高級段階の戦闘操縦訓練に使用する軽量級戦闘機20〜30機を導入する計画だと明らかにした。同紙は、「イスラエル空軍は03年初めから、T-50高等練習機に関心を持ってきた。数年間の検討の末、肯定的な印象を受け、性能テストのための公式代表団を韓国に送ることを決めた」と伝えた。イスラエルが、米国やイスラエル内で製造されたものでない戦闘機の購入を検討することは、40年間で初めて。

イスラエル空軍は68年、イスラエルに初めて導入された「スカイホーク」に代わる候補機種として、韓国のT-50高等練習機を含め、米国のT-45練習機やイタリアのアレーニア・アエルマッキが生産したM-346練習機などを検討しているという。同紙は、「T-50高等練習機が、イスラエルの主力戦闘機であるF-16に最も近い性能を保有しており、現在のところ最も有力な候補に挙がっている」と伝えた。

T-50高等練習機は、韓国が独自の技術で開発した国内初の超音速機で、02年初めに飛行に成功した。F-15A、F-16、F-22などの戦闘機の操縦訓練を目的に設計され、デジタル飛行制御システムやエンジンなどを装着し、同じクラスの練習機の中で最高の性能を保持していると評価されている。今年初め、ポーランド、インドネシア空軍からも高い評価を受けたが、まだ輸出されたケースはない。



raphy@donga.com