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非正規労働者、1日平均333人の割合で雇い止め

非正規労働者、1日平均333人の割合で雇い止め

Posted July. 15, 2009 08:22,   

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非正規職法が今月1日実施されたことを受けて、労働部が一部の事業所に対して調査を行った結果、非正規労働者を正社員に雇用した割合より、解雇した割合の方が、約3倍多いことが分かった。

労働部が13日、与党ハンナラ党に提出した「非正規労働者を巡る1日の動向報告」によると、非正規労働者が5人以上の事業所51万8000ヵ所のうち、任意で選定した8931の事業所を対象に調査した結果、4325人が解雇された。正社員になったのは1644人に止まった。今月1日から13日まで、1日平均333人が職場から追い出されたことになる。

しかし、今回調査対象となった事業所が全体事業所の1.7%に過ぎないことを考慮すれば、実際の解雇者数は、調査結果を大きく上回るものとみられる。同調査は労働部・労働監督官らに対し、電話や訪問によって行われた。

労働部の当局者は、「今回の調査は、労働監督官らが管轄区域内の主要事業所を中心に調査を行ったため、零細事業所にまで範囲を拡大すれば、解雇率はさらに高まるなるだろう」と話した。

労働部は、現在、正確な非正規労働者の解雇規模を把握できていない。企業が非正規労働者を正社員にしたり解雇する際に、労働部への通知が義務付けられていないからだ。労働部は代表的な1万〜1万5000の事業者を選び、8月から調査を方向で検討を進めている。

李永熙(イ・ヨンヒ)労働部長官は同日午後、国会を訪問し、国会環境労働委員会の与野党3党の幹事であるハンナラ党の趙源震(チョ・ウォンジン)、民主党の金才允(キム・ジェユン)、自由先進党の権善宅(クォン・ソンテク)議員らに非正規労働者の失業の現状や対策について報告した。



kimkihy@donga.com