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建設許可に40分…超スピード行政で注目集める議旺市、その秘訣は?

建設許可に40分…超スピード行政で注目集める議旺市、その秘訣は?

Posted July. 10, 2009 07:35,   

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京畿道議旺市(キョンギド・ウィワンシ)は、三千里(サムチョンリ)自転車工場の設立に対する承認を1日で行った超スピード行政で注目されている。今度は、40分で建設許可するという破格な行政を披露した。

議旺市は、「8日午前9時に、電子請願で受け付けた三千里自転車工場の建設許可を40分後の午前9時40分に、副市長の決済を受け処理した」と9日、発表した。建設許可の主務部署の都市住宅課をはじめ、建設課、交通行政課など11の部署が一堂に会し、実務総合審議会を行った結果だ。

これに先立ち、同市は今月1日、三千里側の消防設備図面を消防署へ送り、事前協議を済ませた。2日以降は、建設設計図面を事前に提出することを要請し、環境関連法、廃棄物管理法、河川法、車両通行、工場侵入路、水道、下水道などの事項について、関連部署との事前協議を済ませた。

議旺市がこのようにスピーディーな行政サービスを展開できたのは、大規模工場を誘致しようとする積極的な意志の他にも、昨年末からスタートした苦情処理制度の改善が一役買った。市長の指示を受け、昨年12月から形式的に存在していた実務総合審議会議を実質的に運営し始めた。従来のやり方では、請願や苦情の書類を受け付け、関連部署が書類をたらいまわしに検討し、課ごとに平均2〜3日ずつ処理を持っていたため、処理期間が伸びる弊害があった。それを数々の許可請願がくると、件別に関連部署が集まり、総合検討するようにした。以後、議旺市は、毎日または少なくとも2〜3日に1度、午前8時30分に実務総合審議会議を開き、討論を経て可否決定し、不足部分については補完してから許可を出している。

李亨九(イ・ヒョング)議旺市長は、「昨年だけでも、平均『13日16時間』かかった各種許可願いの苦情が制度改善後、今年上半期には平均『9日5時間』へ4日11時間縮小した」と語った。



bibulus@donga.com