故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の捜査など、泰光(テグァン)実業会長の朴淵次(パク・ヨンチャ)被告の政界・官界へのロビー疑惑の捜査を陣頭指揮した最高検察庁の李仁圭(イ・インギュ)中央捜査部長(51、司法試験第24期合格、写真)が7日、辞表を提出した。
李部長は同日午前、文晟祐(ムン・ソンウ)最高検察庁次長に辞表を提出した後、休暇を取り、間もなく検察庁舎から立ち去った。李部長は、趙垠奭(チョ・ウンソク)最高検察庁報道官を通じて「検事としての役目を全うした。立ち去る時期が来た」とコメントした。
李部長は今年1月の定期人事で中央捜査部長に任命されて以来、いわゆる「朴淵次ゲート」の捜査を指揮し、4月30日には盧前大統領の取り調べを進めるなどした。しかし、盧前大統領の司法処理の決定を控え、5月23日に盧前大統領が自殺したため、民主党など野党から辞職を求められていた。
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