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「美人選手」中心のハイライト組の編成は無罪?

「美人選手」中心のハイライト組の編成は無罪?

Posted July. 02, 2009 08:11,   

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宣鍾九(ソン・ジョング)ハイマート社長は今年、韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)会長に就任後、協会に珍しい注文をつけた。KLPGAツアー大会の際、ギャラリーとマスコミへの露出が集中する1ラウンドの最終組の編成に対し、前年度優勝者と当時賞金1位、特別招請選手などを配置するように提示した。昨年までKLPGAは、大会スポンサー企業や中継権のある放送局らの要請を受け、任意で組み合わせを行った。状況がこうだから、かわいい顔の「美人」ゴルファーが貴重な存在となった。A選手は07年、痛快な逆転ドラマを繰り広げた末、メジャータイトルを獲得していながらも、翌年その大会で最終組から遠く離れた組だった。興行に差し支えが生じることを懸念してのことだった。

先週から英国ロンドン近くで行われているウィンブルドン・テニス大会では、1万5000席規模のセンターコートの割り当てが、実力よりは美貌によって決められるという主張が提起された。英国のデイリー・メールは、「センターコートにマリア・シャラポワ(60位)、マリア・キリレンコ(59位、以上ロシア)、アナ・イワノビッチ(12位、セルビア)、ヒセラ・ドゥルコ(45位、アルゼンチン)ら、外貌がずば抜けている選手が集中している」と報じた。反面、世界1位のディナラ・サフィナ(ロシア)は4回戦になってやっとセンターコートに姿を現し、2位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)は5試合中、2試合だけセンターコートを踏んでいる。

韓国内唯一の女子プロテニスツアーのハンソルコリアオープンのトーナメント・ディレクターを務める李ジンス監督は、「経済危機で、大会の存廃が興行にかかっている場合がある。度を過ぎた外貌至上主義は警戒しなければならないが、スポンサー誘致や観衆収入、視聴率などに役立つならば、ある程度は認めなければならない部分だ」と語った。



kjs0123@donga.com