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許監督「UAE戦もベストで挑む」 サッカー韓国代表

許監督「UAE戦もベストで挑む」 サッカー韓国代表

Posted June. 09, 2009 07:18,   

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練習開始20分前から姿を現し始めた選手らの顔は、喜びで一杯だった。練習前にお互いに軽くボールを取り合う選手らの表情からは、7回連続ワールドカップ(W杯)の本大会に勝ち進んだという誇りが感じられた。しかし、このような余裕を感じるのも束の間。許丁茂(ホ・ジョンム)監督が来た途端、選手らの顔には緊張感が漂った。

●「今度は我々が」ベンチ選手らも、闘志を燃やす

8日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)のサッカー国家代表チームトレーニングセンター(NFC)。許監督は8日、アラブ首長国連邦(UAE)との10年南アフリカ共和国W杯アジア地域最終予選第6戦に出場した選手と、交代選手や候補選手を分け、練習させながら、10日のサウジアラビアとの第7戦に備えた。

朴智星(パク・チソン=マンチェスター・ユナイテッド)、朴主永(パク・ジュヨン=ASモナコ)、奇成庸(キ・ソンヨン=FCソウル)らフルタイムで出場した9人は、サッカーシューズの代わりにジョギングシューズを履き、芝生を走りながら筋トレをした後、宿舎に戻ってマッサージを受けた。

残りの11人は、ランニングで軽く調整してから、1対1の突破や2対2のプレーなど、攻撃と守備戦術の練習を行った。続いて約30分間、5対5のミニゲーム。選手らは実戦感覚を引き上げるためのミニゲームで、骨身を惜しまないプレーを披露した。UAE戦に出れなかった悔しさをサウジアラビア戦では必ず吹き飛ばすという闘志が滲み出ていた。

許監督はミニゲームを見ながら、サウジアラビア戦に出場するベスト11の構想を練った。UAE戦でイエローカードを受けた李栄杓(イ・ヨンピョ=ドルトムント)と呉範錫(オ・ボムソク=サマラFC)は警告累積で、金正友(キム・ジョンウ=城南一和)は警告累積による退場で、サウジアラビア戦には出場できない。

許監督は、「昨日までは喜びを満喫したが、今日からは再び試合に集中しなければならない。サウジアラビア戦には従来のメンバーの他に、試合に出ていない選手の中から、最上のメンバーで臨む」と話し、無限競争を予告した。

●許監督「最上のメンバーで挑む」

許監督は、「W杯本大会出場が確定したからと言って、油断してはならない。毎試合が大事で、韓国の自尊心がかかっている。最善を尽くし、最終予選を見事に仕上げたい」と覚悟を述べた。「世代交代成功論」については、「80%ぐらい満足している。若手は発展速度が速く、競技力も劣らない」と肯定的に評価した。



yjongk@donga.com