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最高裁長官、申最高裁判事に「厳重警告」 申判事は「謙虚に受止める」

最高裁長官、申最高裁判事に「厳重警告」 申判事は「謙虚に受止める」

Posted May. 14, 2009 08:11,   

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李容勲(イ・ヨンフン)最高裁判所長官が、裁判介入の論議を起こした申暎𨩱(シン・ヨンチョル)最高裁判事に対し、遺憾の意を表し「厳重警告」措置を下した。申最高裁判事は、「最高裁長官の警告を謙虚に受け止める」と述べ、裁判所に謝罪を表明したが、進退についての言及はなかった。

李最高裁長官は13日午前、発表文により、「申最高裁判事が、ソウル中央地方裁判所長に在職当時、裁判内容や進行に関与したとみられる不適切な行動に対し、厳重に警告した。申最高裁判事の行動で、裁判官らが心に傷を受け、裁判に対する国民の信頼を損なう結果を招いた点を遺憾に思う」と付け加えた。

しかし、申最高裁判事の行為は懲戒対象ではないとし、懲戒委員会に付託しなかった。これは、裁判所の公職者倫理委員会が、申最高裁判事に対し「警告または注意」を勧告したことをそのまま受け入れた措置だ。

これに対し、一部の所長判事や裁判所労組員らは、最高裁長官の決定と申最高裁判事の謝罪文をともに批判し、申最高裁判事の辞任を求めた。

一方、一部の中堅裁判官らは、「最高裁長官が、手続きによって下した決定を裁判官自らが無視し、申最高裁判事の辞任を求めるなら、国民が裁判所の判決にどうして承服できるだろうか」という意見を出した。



bell@donga.com