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障害者の支柱…「生きてきた奇跡」の張英姫さん、きのう葬礼ミサ

障害者の支柱…「生きてきた奇跡」の張英姫さん、きのう葬礼ミサ

Posted May. 14, 2009 08:11,   

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「多くの人に希望を伝え、朗らかな少女として生きようとしたヨンヒ。天国への階段で『ごめんなさい』と笑っている。花を持った天使。ゆっくり休んでください。地上に残したその香りに、悲しみの中にも慰めを受け、懐かしさをかみしめる。ヨンヒよ、さよなら、愛している」

西江(ソガン)大学英米文学部英語文化学科の故・張英姫(チャン・ヨンヒ)教授の友人である修道女の李海仁(イ・ヘイン)氏が、作った詩が朗読されると聖堂から、すすり泣く声が聞こえた。

9日に死亡した張教授の葬礼ミサが13日午前、西江大学の聖イニャシオ聖堂で開かれた。張教授の家族、同僚の教授、教え子ら約600人が出席し、張教授の最後を送った。

同日午前8時30分、聖堂のロビーで行なわれた開始の礼式で、張教授の家族は棺をなで、「愛してる」「ありがとう」と別れを告げた。午前9時、故人の棺が聖堂に入ると、人々は一斉に立ち上がり、聖歌を歌い張教授を迎えた。葬礼ミサは、ユ・シチャン西江大学理事長と共同司祭団の主礼で進められた。

孫炳斗(ソン・ビョンドゥ)西江大学総長は弔辞で、「張教授はガンと闘いながらも、いつも明るい姿で美しい文を書き、人々に希望と勇気を与えた。妹のように『ヨンヒ』と呼びたい。ヨンヒよ、ご苦労様。ゆっくり休んでください」と言いながら涙を流した。

張教授の教え子の李ギョンスン氏(英文科)は、「一度だけでも、先生の手を握って歩きたかったが、松葉杖でつまずかないかと心配し、離れて歩いたことを思い出される」と涙を流した。



zozo@donga.com