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GM、韓国部品メーカーに「ラブ・コール」

GM、韓国部品メーカーに「ラブ・コール」

Posted May. 07, 2009 08:23,   

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生き残り競争のため、競争力の確保が「足元の火」となっている米最大手自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)が、韓国部品メーカーに「ラブ・コール」を送っている。GMは、韓国の自動車部品が品質や価格面で、他の国に比べ、ずば抜けて競争力が高いと見ており、韓国製の輸入を増やす計画だ。

GMは5日(現地時間)、本社のあるミシガン州・デトロイトで、韓国部品メーカーとの商談のための「GM−Koreaのオート・パーツ・プラザ2009」というイベントを二日間の日程で開催した。KOTRAとの共同主催で開かれた今回のイベントは、SKエネルギーやLS産電など、韓国39社の部品メーカーが参加し、GM側と商談を行った。

GMとKOTRAは、06年から同イベントを毎年開催している。KOTRAは今年、GMの経営状況の厳しいことを考慮し、同イベントをキャンセルしようとしたが、GM側から、「このような現状であるほど、部品メーカーとのパートナーシップが重要だ」とし、予定通り開催するようにと要請があったという。

同日、GM側からは、ボー・アンダーソン購買総括副社長や200人余りのエンジニアが出席し、韓国産部品を細かく見て回り、商談を進めた。GMのアンダーソン副社長は開会式で、「韓国の自動車部品メーカー各社は、この3、4年で非常に重要なビジネス・パートナーとして浮上した」とし、「02年は、韓国の16社が1億6900万ドルの部品を供給するのに止まったが、昨年は210社が14億ドル分の部品を納入した」と強調した。

昨年から、GMに部品供給を開始した自動車向けアンテナ・メーカー、インパクトのチェ・オギル社長は、「年間売上は1200億ウォン程度だが、今年はGMに500万ドル(約63億5000万ウォン)分を納入することになっている」とし、「GMは、米国産部品に拘らず、品質さえよければ、他の国の部品を積極的に購買する会社として有名だ」と説明した。趙煥益(チョ・ファンイク)KOTRA社長は、「GMは今厳しい現状におかれているが、韓国部品メーカー各社がこれをチャンスに、協力関係を強化していけば、将来、大きな見返りが戻ってくるだろう」と語った。



higgledy@donga.com