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「米国人女性記者2人は裁判に」北朝鮮メディアが報道

「米国人女性記者2人は裁判に」北朝鮮メディアが報道

Posted April. 25, 2009 03:03,   

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北朝鮮は24日、朝鮮中央通信社の報道を通じて、「該当機関が、米国の(女性)記者らに対する取調べを終了した」とし、「該当機関は、確定されている米記者らの犯罪資料に基づいて、彼女らを裁判にかけることを正式に決定した」と明らかにした。

このため、先月17日、豆滿江(トゥマンガン)を挟む中朝国境地帯で脱北者問題などを取材していたところを北朝鮮当局に逮捕され、拘束されている米カレント・テレビ所属の韓国系ユナ・リ記者と中国系のローラ・リング記者は、38日ぶりに北朝鮮の法廷に立たされることになった。

朝鮮中央通信は同日、二人の女性記者に対する具体的な調査結果や容疑については公開しなかった。北朝鮮は先月31日、彼女らに対する起訴方針を予告し、「不法入国や敵対行為の容疑が確定された」と明らかにしている。

北朝鮮の出入国法第46条は、外国人が不法入国した場合、刑事責任を問うようになっている。また、刑法は第63条のスパイ罪や第69条の朝鮮民族への敵対罪などを通じて、外国人のスパイ行為や敵対的な行為を処罰できると定めている。

北朝鮮は、2審裁判制を採用しており、二人の記者は道(直轄市)裁判所で1審を、中央裁判所で2審の裁判を受けるものと見られる。

北朝鮮法律の専門家らは、この手続きには通常2ヵ月以上かかると予想している。しかし、裁判の途中、米朝間の交渉が行われ、二人が釈放される可能性も排除できない。



kyle@donga.com