イエメン、韓国人旅行客テロの容疑者６人を検挙

イエメン内務省は２５日、１５日に観光地シバームで発生した韓国人観光客を狙った自爆テロ事件に直接・間接的に介入した容疑者１２人のうち６人を検挙したことを明らかにした。

イエメン内務省は、ホームページを通じて、「指名手配中のアルカイダに所属する容疑者のうち６人を逮捕した。彼らは、（韓国人観光客テロ事件のほかにも）外国人観光客や石油施設などを狙って、１０件のテロをはかった容疑が掛けられている」と明らかにした。

ＡＦＰ通信は、彼らが、首都サヌアで、韓国政府対策チームと遺族が乗った車両を狙ってテロを行なった容疑も掛けられていると伝えた。内務省は、「別の容疑者に対しても、検挙作戦を行なっている。検挙は時間の問題だ」と伝えた。イエメン内務省は、韓国人観光客テロ事件の容疑者１２人の写真をテレビや新聞などを通じて公開し、懸賞金もかけた。

地元紙のイエメン・オブザーバーは、「政府が、アルカイダのイエメン支部の組織員をすべて検挙するために、大規模な作戦に突入した。最近、アルカイダ幹部数人が逮捕された」と明らかにした。

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