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催涙スプレーを防犯巡察隊全体に支給

Posted March. 17, 2009 09:23,   

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警察が、すべての防犯巡察隊(防巡隊)に催涙スプレーを支給し、不法過激デモの鎮圧に使用する方針であることが分かった。

警察庁が16日、国会行政安全委員会所属の申志鎬(シン・ジンホ)ハンナラ党議員に提出した資料によると、警察は「現在46の中隊に880個支給されている催涙スプレーを、近く全体の防巡隊に拡大支給し、暴力デモ現場で積極的に活用するよう指示した」と明らかにした。

催涙スプレーは、辛味成分のカプサイシンを液体にしたものを噴射する携帯用装備で、米国やフランスなどの先進国では、警察が犯人逮捕やデモの鎮圧に使用している。

警察は、「7日の龍山(ヨンサン)事件追悼集会で起こったデモ隊による警察官への暴行で、なぜ催涙スプレーを使用しなかったのか」という申議員の書面質疑に、「当時、出動した防巡隊(159中隊)には催涙スプレーが支給されておらず、活用できなかった」と答えた。

また警察は、使用条件が厳しく制限された「噴射機運用指針」を改正し、デモ現場で催涙スプレーを積極的に使用できるようにする方針だ。

現行の運用指針は、「現場の責任者の統制の下、必要部位にのみ最小限噴射しなければならない」、「原則的に使用命令を受けた警察官、または戦・義警部隊の分隊長が使用し、事前に警告した後、噴射しなければならない」と規定している。



sunshade@donga.com