北朝鮮を訪問して帰ってきた米国の北朝鮮専門家らは7日、「北朝鮮は米国との両者交渉を望んでいるようだった」と述べた。
ジョナーソン・ポラック米海軍大学教授は同日、中国北京の首都空港で記者団に対し、「北朝鮮は北朝鮮核の6カ国協議の重要性に対して認識しているが、他者間交渉よりは米朝間直接対話を望んでいるという印象を受けた」と述べた。
スティーブン・ボスワーズ元在韓米大使は、「韓国に対する『敵対的な言葉』とは違い、北朝鮮が長距離ミサイル発射を準備しているようには見えなかった」とし、「ミサイル発射に対する懸念を表すると、北朝鮮の幹部らは『みんなで見届けよう』と述べた」と伝えた。
ポラック教授やボスワーズ元大使、モートン・アブラモウィッツ元国務部次官補ら7人の訪朝団は、バラック・オバマ政府発足後初めて3〜7日訪朝した。
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