韓国が02年に次いで、ワールドカップ(W杯)の開催に再び挑戦状を突きつけた。大韓サッカー協会は、「2日、国際サッカー連盟(FIFA)に18年もしくは22年W杯の招致意思を公式に伝えた」と3日、明らかにした。
趙重衍(チョ・ジュンヨン)サッカー協会長は、「18年と22年W杯のどちらかはアジアの国に割り当てられる可能性が高い」とし、「韓国は既にW杯を開催した経験があり、競技場など基盤施設も整えられているため、実現可能性は十分ある」と背景を説明した。
しかし、FIFA執行委員会が来年12月、W杯開催地として韓国に手を上げてくれるかは未知数だ。韓国が出遅れてW杯招致意思を示したからだ。
18年か22年のW杯誘致を望む国は12ヵ国に上る。欧州ではサッカーの宗家英国とロシア、共同開催を希望する「オランダ—ベルギー」と「ポルトガル—スペイン」が、非欧州圏では韓国をはじめ、日本、カタール、インドネシア、豪州、米国、メキシコ、エジプトが申請の意思を表明している。
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