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警察庁長官内定・金碩基氏の進退巡り与党内で意見が交錯

警察庁長官内定・金碩基氏の進退巡り与党内で意見が交錯

Posted January. 22, 2009 08:39,   

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金碩基(キム・ソクギ)ソウル地方警察庁長問題を巡り、与党内で意見が交錯している。

大統領府はひとまず、今回の事態をできるだけ早く収拾する方針であり、徹底した真相究明とともに、再発防止策づくりに力を入れている。

大統領府関係者は21日、、「検察が捜査に着手した。近く結果が出るだろう。その結果をもとに、様々な措置があるのではないか」と語った。

しかし、警察庁長官に内定した金庁長の進退については、意見が錯綜した。大統領府の一部では、早期収拾のためには、金庁長の辞任は避けられないという意見もあるが、事態をもう少し見守った後、責任を問うべきだとする慎重論も多い。

ただ、金庁長が今回の事故に責任がある場合、警察庁長官の内定を撤回することに、意見の相違はない見通し。

ハンナラ党も、「真相究明が先、責任追及はその後に」という見解だ。しかし、内部では、問責人事が避けられないという意見が少なくない。

ある党幹部は、「元世勲(ウォン・セフン)行政安全部長官と金庁長をいずれも生かすことは、不可能だ。金庁長を犠牲に、政局の収拾を図る必要がある」と語った。

内閣改造の枠組みを維持するためにも、国情院長に内定した元長官はできるだけ保護し、悪化した世論を考慮した上で、金庁長は責任の如何と関係なく、辞任の方向で決着をつけなければならないということだ。

一方、院内執行部のある議員は、「捜査結果も見ずに、問責ありきとなれば、今後、どんな公務員が働くだろうか。真相調査の結果、警察側に過ちがなければ、更迭する必要はない」と主張した。



koh@donga.com mhpark@donga.com