私教育市場が好況を享受している中、昨年、学習塾の売上が５兆ウォンに迫ったことが分かった。２８日、統計庁が発表した「０７年サービス業部門の統計調査結果」によると、進学塾や予備校など一般教科を教える学習塾の売上は昨年４兆９７２７億ウォンで、０６年に比べて２０．３％が伸びた。学習塾の数は３万２４００ヵ所から３万４５００ヵ所へ増え、従事者の数は１３万３０００人から１４万人へ増加した。
受験、就職などで外国語の重要性が増していることを受け、外国語塾の売上も３２．４％が伸びた。就職難で法学専門大学院（ロースクール）、医学専門大学院、公務員試験などを準備する人が増えたことを受け、彼らを対象にした一般教習塾の売上は３３．３％も拡大した。反面、学習誌など訪問教育の塾は、売上がやや減少した。
一方、卸売・小売、宿泊、飲食店業の事業体が全体サービス業で占める割合は６４．６％で、０６年より０．６ポイント減少した。内需低迷の影響で、主に庶民が運営する食堂、旅館などが打撃を受けたもの。小売業の分野ではお菓子や飲料などを売る小口の店が１年の間に約５５００店が消えた反面、コンビニは２１００店が増えた。
老人人口の増加のため、老人向けの療養福祉施設の売上が４０．９％伸び、病院の売上も３９．８％が伸びた。共働きの世帯が増加して、保育施設の売上は３３．３％が伸びた。
ナイトクラブは売上が２０．８％減少した反面、庶民がよく利用するビール屋など他の酒屋の売上は１２．８％伸びた。
０７年末のサービス業部門の売上は、９１６兆１０００億ウォンで１年前より１０．６％が伸び、事業体の数（２２３万９０００ヵ所）は１．７％、従事者の数（７９２万１０００人）は４．７％が増加した。
peacechaos@donga.com
About Dong-A Ilbo