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「韓国のコンディ」を夢見る女性外交官

Posted November. 22, 2008 03:00,   

公職社会、特に外交通商部に「女風」が激しく吹いている。今年6月に発表された外交官試験の合格者35人のうち首席を含む23人(65.7%)が女性だった。

女性外交官の急増傾向は、外交部にどのような変化をもたらすのか。

●今年8月からアフリカ中南部にも進出

5、6年前までは、女性は、国際会議などの発表および語学能力が求められる多国間外交で主に活躍した。

しかし、最近は変わった。2国間外交を担当する北米局や北東アジア局、さらに北朝鮮との核交渉を担当する北核外交企画団にまで、活動の舞台を広げている。

外交部本部では、女性職員が多い「女超」部署を目にすることもできる。ワシントンDCの韓国大使館にも、04年に女性外交官が赴任し、「ワシントン=男性外交官」という図式が壊れた。

今年8月からは、「女性外交官の死角地帯」だったアフリカ中南部にも進出した。ジンバブエ、タンザニア大使館に、女性外交官が配置された。

先進国公館の「湯風呂」と後進国公館の「水風呂」に交替に勤めなければならない外交部の人事原則にもかかわらず、アフリカ中南部の赴任は、女性外交官には「例外」とされてきた。しかし、今はそのような「例外」を守ることができないというのが、外交部側の説明だ。

「若手」女性外交官たちも、「配慮お断り」というムードだ。06年に入省し、北米局を経て、今年初めに「次官室初の女性秘書官」に抜擢された金ジョンヨン外務官(29)は、「お呼びがかかれば、どこにでも駆けつけるのが外交官であり、男性と同等の地位で多くの実務経験を積まなければならない」と語った。

外交官の妻たちの親睦、奉仕団体である「外交部婦人会」は、07年10月に「外交部配偶者会」と名前を改め、女性外交官の夫にも加入資格を与えている。女性外交官が増えている現実を反映したのだ。

●「夫婦である前に外交官」

外交官は、3年に1度赴任先が変わる。女性外交官は、夫と家族の同伴が最大の悩みだ。金ヒョウン国際経済局気候変化環境課長(41)は、「近頃は共稼ぎが多いので、外交部だけの問題とは言えない」と語った。彼女の夫は、農林水産食品部の公務員だ。

外交官夫婦も急増している。87年に初のカップルが誕生して以来、現在、外交官カップルは16組。外交官夫婦第1号の金ウォンス国連事務総長特補と朴ウンハ国連代表部参事官夫婦は、87年の結婚後、3度も「離れて」暮した。子どもは韓国に、金特補はインド・ニューデリーに、朴参事官はニューヨークに離れて暮らした時もあった。金特補は、「『夫婦』である前に『外交官』であるため、離れて暮らすことは受け入れなければならない問題だ」と話した。

外交部は、人事のたびに外交官夫婦の配置問題に悩む。一緒に暮せるように配慮する「人道主義」と特恵を与えることはできないという「原則」との間での悩みだ。これまで、同じ公館や隣接公館に発令を出すなどの配慮があったが、そのような配慮が維持できなくなったというのが、外交部当局者の説明だ。

●外交部上層部「時には悩みも…」

ある当局者は、「いくら人事を公正にしても、駐在国が女性外交官を喜ばないなら、負担になる」と話した。同当局者は、「中東国家の中で最も開放的だとされるアラブ首長国連邦(UAE)も、駐在の米国大使に連続して3人の女性大使が赴任すると、3人目の女性大使への信任状の承認をしぶった」と伝えた。

50代の大使級の関係者は、「海外公館には難問も多いが、駐在員の数が2、3人のケースも多い。女性外交官が出産または育児休職をすれば、仕事を男性外交官たちが分けなければならない」と話した。別の関係者は「女性外交官は、試験の成績がよく、仕事もよくでき、情熱的だ。ただ、徹夜などを避けようとしては、『やはり女性だ』という偏見を破ることができない」と忠告した。



jin0619@donga.com