空軍の戦闘機2機が訓練中に空中衝突し、1機が墜落し、戦闘機に搭載されていた空対空ミサイル4発が地上に落ちる事故が発生した。
空軍によると、4日の午前10時半ころ、第8戦闘飛行団所属のF−5E戦闘機2機が、陸海空の定例合同訓練である国防訓練の一環として、京畿道抱川市一東面(キョンギト・ポチョンシ・イルトンミョン)の上空で近接航空支援(キャス=CAS:Close Air Support)訓練を行い、後方にいた1番機が2番機に衝突した。
衝突直後、バランスを失った1番機は抱川市一東面水入里(スイプリ)の水田に墜落した。操縦士である李某(28)大尉は、非常脱出に成功し、命をとりとめたと空軍は説明した。
2番機は、右の水平尾翼が一部破損した状況で飛行を続け、原州(ウォンジュ)基地に無事帰還した。
また、衝突当時の衝撃から戦闘機2機に2発ずつ搭載されていた空対空ミサイル(AIM−9L)4発がいずれも機体から離脱し、地上に落ちた。
空軍は地上に落ちたミサイルは爆発しておらず、民間人の被害もなかったと明らかにした。
回収されたミサイル3発のうち1発は、墜落地点から200mほど離れた教会のすぐ裏手から、残り2発は墜落地点近くの水田と墜落地点から約2.5km離れた山からそれぞれ見つかったと空軍は伝えた。
空軍の関係者は、「空軍の爆発物処理班が墜落地点と近隣の山などでミサイル3発を回収しており、残り1発の位置を追跡している。空対空ミサイルは、発射スイッチを作動させ、電気的な信号が作動しなければ爆発しない」と説明した。
空軍は、すべてのF—5E戦闘機の運行を禁じる一方、オ・チャンワン参謀次長を委員長とした事故調査委員会を構成し、正確な事故原因の究明に当たっている。
F−5E戦闘機は、米国のノースロップ(現ノースロップグラマン)社が1974年製作したもので、1078年輸入された空軍の代表的な老朽機種だ。現在、F−5Eをはじめ、空軍が運用中のF−5系列の戦闘機は、180機あまりで全体戦闘機の30%を占めている。
ysh1005@donga.com






