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株価は今年最安値…為替は10年ぶりのウォン安水準

株価は今年最安値…為替は10年ぶりのウォン安水準

Posted October. 09, 2008 03:06,   

経済危機の拡散を食い止めようとする各国政府の必死の努力にも関わらず、8日の世界証券市場は暴落が続いた。韓国証券市場も大幅に下落し、総合株価指数(コスピ)は今年最安値を更新した。

8日、日本の東京証券市場の日経平均株価は、前日より952.58円(9.38%)安い9203.32円で取引を終えた。これは14.9%が下がった1987年10月20日以来、21年ぶりの最大の下げ幅で、史上3番目の下落率だ。同日の日経平均株価は03年6月30日以来、約5年3ヵ月ぶりの最安値を記録した。

東京証券市場は前日、米証券市場の暴落の衝撃を受けた上、世界的な景気低迷の拡散を懸念した投資家らが投売りの様子を呈したことを受け、同日、取引時間中に一時9.81%まで下がる場面も見られた。

ソウル証券市場は同日、コスピが前日より79.41ポイント(5.81%)下落した1286.69で取引を終え、今年の最安値を更新した。これは06年7月26日(1279.08)以来もっとも安い水準だ。

下落率では、今年に入って9月16日(6.10%)以来の2番目で、下げ幅では史上6番目となっている。

店頭市場(コスダック)指数も前日より30.48ポイント(7.58%)安い371.47で取引を終え、04年12月28日(370.00)以来、最も安かった。

香港では基準金利を1%下げる措置を取ったものの、ハンセン指数は前日の終値より8.17%急落した。中国上海総合指数は前日より3.04%、台湾の加権指数は5.76%とそれぞれ下落した。

このほか、インドのセンセックス指数は8.16%下がり、インドネシア証券市場も10.38%暴落するなど、アジア各国の証券市場も全面安となった。

英紙ファイナンシャル・タイムズの電子版は、「さらに多くの金融機関が倒産しかねないという懸念が強まり、アジア証券市場は5日連続で下落した」と分析した。

欧州証券市場も全面安で取引を開始した。同日、500億ポンド(約122兆ウォン)規模の公的資金投入計画を発表した英ロンドンの証券市場も、FTSEは午前9時30分(以下現地時間)現在5.21%下がっている。

ドイツのDAX指数は、取引で一時6.06%下がって5000ポイントを割り込み、フランスのCAC40指数は6%以上下落した。

ロシア当局は同日、取引開始から30分でRTS指数が11.25%下落すると、1時間取引を中止した。ルーブルで取引されるMICEX指数は14.35%まで下がり、10日まで取引を中止させた。



will71@donga.com jefflee@donga.com