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行政区域再編と緑の成長など100大国政課題に追加

行政区域再編と緑の成長など100大国政課題に追加

Posted October. 08, 2008 09:10,   

政府は7日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が出席した閣僚会議で、李明博政府の国政指標となる5本の柱、20の国政戦略、100の国政課題ついて審議し決定した。

大統領職引継ぎ委員会が2月に発表した「5本柱の国政指標、21の戦略目標、193の国政課題」の大枠は維持しつつ、李大統領就任後、8・15(光復節=日本の植民地支配からの独立記念日)慶祝演説、テレビ番組「大統領との対話」を通じて明らかにした新しい政策課題を追加し、一部の課題は削除した。

特に李大統領が6月19日の特別記者会見で、「国民が反対する場合は推進しない」と明言していた韓半島大運河が国政課題から外され、地方行政区域の再編、「緑の成長(環境を考慮した持続可能な成長の意)」などが追加された。また、より多くの国民に政策を知ってもらうため、国政課題を新たに記述したのが特徴だ。

政府は、△仕える政府、△活気に満ちた市場経済、△能動的福祉、△人材大国、△成熟した世界国家といった既存の5つの国政指標の下で、4つずつ、計20の国政戦略を置き、その下に5つずつの100大課題を選定した。100大課題の具体的な内容を盛り込んだ約900項目の細部実践課題は今月中旬頃に発表される。

国政指標別では、「仕える政府」の項目で、△法秩序の遵守、△公職者の汚職を根絶、△クリーンな水と空気、安全な食べ物の保障などが目を引く。法秩序の遵守は、ろうそく集会の過程で見られた一部の秩序破壊行為の再燃を防ぐということを意味していると思われる。

「活気に満ちた市場経済」の指標の下では、△地方と首都圏が共存発展するように規制の縮小、△気候変化に積極的に対応し、新産業を開拓、△国土の開放型再創造などが注目される。地方と首都圏の共存発展は合理的な水準での首都圏規制緩和を、国土の開放型再創造は「5+2」広域経済圏などを反映したものだ。

この他、「能動的福祉」の項目に△住居安定を図る、△快適な老後生活の保護などが、「成熟した世界国家」に関連しては△北朝鮮の核の廃棄に向けた活動を持続的に推進、△グローバルな国家ブランド価値の創出などが強調されている。

政府の主要関係者は、「国政課題の持続的な推進に向け、今後、首相室で四半期別に各省庁の推進状況を点検して国政課題点検会議に上程し、大統領が少なくとも1年に1回以上国政課題報告会議を主宰する計画だ」と述べた。



ddr@donga.com