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KTF、全方位で裏資金造成の可能性

Posted September. 22, 2008 08:48,   

KTの子会社であるKTFの納品不正を捜査中のソウル中央地検特捜2部(尹甲根部長)は、KTFの趙栄柱(チョ・ヨンジュ)社長(52)に対して、背任と収賄の容疑などで21日に拘束令状を請求した。

検察の内外では、これをKTFのKTおよび政界ロビー疑惑捜査の信号弾と見る見方が多い。やがて検察の捜査が、政・官界をターゲットにする可能性があるという意味だ。

▲「KTFの幹部7、8人が関与」〓検察は、趙社長を含むKTF幹部7、8人が、移動通信中継装置納品業者である(株)BCNeグローバルの実オーナーのチョン・ヨンゴン容疑者(収監中)から金品を受け取った手がかりを確保したという。

検察は19日、ソウル松坡区新川洞(ソンパク・シンチョンドン)のKTF本社を家宅捜索し、本部長や室長級幹部の事務所から、コンピューターのハードディスクや関連書類などを押収し、分析している。

検察は、これら幹部の大半を出国禁止にし、近く彼らを呼んで取り調べを行い、背任・収賄の容疑などで刑事処罰する方針だ。

幹部たちは、中継装置納品業務を担当するネットワークだけでなく、マーケティング、会計などの多彩な業務を担当している。このため検察は、中継装置納品業者の選定の見返りのほかに、KTF幹部が、工事業者の選定やマーケティング費用の算定の過程で、裏資金を造成したかどうかも調べている。

検察関係者は、「様々な方法を動員したKTFの裏資金の造成を確認することが、今回の捜査の目標だ」と述べ、KTFの構造的で慣行的な不正が、検察捜査のターゲットになるものとみえる。

これに先立ち、検察は、チョン容疑者が代表であるエネルギー開発業者「クニアイ」のソウル瑞草区(ソチョク)瑞草洞の事務所を家宅捜索した時、KTF幹部の担当業務や業務スタイルなどが書かれたメモ、名節(ミョンジョル)贈答用リスト、秋夕(チュソク=陰暦8月15日の節句)贈答用として使われる予定だったデパートの商品券などを確保した。

▲「趙社長、義弟の口座に巨額の金」〓検察は、趙社長が06〜07年、移動通信中継装置業者のBCNeグローバル1社から、義弟の李某氏の口座を通じて約25億ウォンを受け取ったと明らかにした。

しかし検察は、李氏の口座から計約30億ウォンが入・出金された事実を把握したという。

検察は、趙社長がBCNeグローバルのほかに、W、N社など、別の中継装置納品業者も、趙社長に金品を提供した情況を一部確保した。これら業者は、趙社長がKTF社長に就任した後、KTFに対する納品量が急増したことで、業界でも趙社長との癒着疑惑が絶えず提起されてきた。

また検察は、中継装置納品のほかに、マーケティングや建設工事業者など、別の納品不正によって受け取った金を同口座に保管したかどうかなども調べている。

同過程で、趙社長をはじめとするKTF幹部たちが、会社の金を横領するうえで共謀したかどうかも捜査の対象だ。

▲「KTと政界ロビーの捜査につながるもよう」〓検察は、趙社長が保管した金が巨額という点で、個人的な蓄財よりも、ロビー目的に巨額を受け取った可能性が高いと見ている。

移動通信業界2位のKTFの幹部は、会社へのクレームを解決するために、親会社であるKTや旧情報通信部、政界関係者などにロビー活動をする必要性を感じていたと推測する見方もある。

業界ではすでに、前政権の与党関係者が、高校の同窓である趙社長にチョン氏を紹介したという話が流れており、数人の移動通信中継装置納品業者の代表取締役が、政界関係者に近いといううわさが広がっている。

検察関係者は、「(KTや政界関係者の捜査ではなく)ひとまず、KTF幹部の金品授受疑惑を捜査している」と話した。



needjung@donga.com dawn@donga.com