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今年新設の自由専攻学部、人気急上昇

Posted September. 16, 2008 08:37,   

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09学年度大学入試で、新たに導入された自由専攻学部が高い倍率を示す中、各大学がこの分野へ特化する計画があり、「超人気専攻」に浮上している。当初、定員割れの事態を懸念していた各大学は、このような選考が多様で優秀な人材を育成できる「肝細胞」のような役割を果たすと見て、力を入れていく動きを見せている。

最近、願書受付が終わった2学期随時募集で、各大学の自由専攻学部は、倍率の面では一応軌道に乗った。

自由専攻学部の倍率は、ほとんど平均倍率を上回り、伝統的な人気学科より倍率が高い大学もあった。高麗(コリョ)大は経営学部(36.8倍)より高い43.6倍、延世(ヨンセ)大は経営系列(54.7倍)より高い55.2倍を記録した。

これは法学専門大学院(ロースクール)の新設で、法学部の新入生募集が中断されたことを受け、人文系の上位グループの学生の相当数が、自由専攻学部を代案として選択したためとみられる。

人文系と自然系を区分し選抜したソウル大と慶煕(キョンヒ)大の場合、「人文系への偏り」現象が目立ったことからも分かる。

ソウル大の場合、遺伝工学部が含まれた特技者選考の全体倍率は9.42倍だったが、自由専攻学部・人文系列は11.9倍でさらに高く、専攻分野がおおむね決まっている自然系も7.6倍を記録した。

上半期に各大学が自由専攻学部の新設を発表した際、世間では「大学乱立への苦肉の策」という批判が多かった。教育課程やカリキュラムさえ決まっておらず、不安はさらに広がった。

自由専攻学部の導入を検討したものの、放棄したある私立大学の関係者は、「果たして来る学生がいるか心配で、異なる学科を新設したが、失敗に終わった」とし、「来年は自由専攻学部を新設する計画だ」と話している。

自由専攻学部の細部運営計画を発表した大学はまだないが、ほとんど初期はロースクール入学準備のための「フリーロースクール」とグローバル人材育成に重点を置くという戦略を立てている。

慶煕大の人文系の場合、法学や行政学の教授が講義に積極的に参加し、リーダーシップと法学素養教育を行う計画だ。

フリーロースクールを念頭に置いている他大学は、ややこしい議論を避けるため、教育課程に法学科目を設置するよりは、学生の科目選択権を最大限保障する戦略を立てている。

ソウル大は、海外名門大の学問統合の流れに合わせ、国際競争力強化に焦点を合わせるという方針だ。このため、「海外修学(Study Abroad)」など、国際化に向けた必須教科を設けている。

ユーウェイ中央(チュンアン)教育の李マンギ評価理事は、「自由専攻学部が成功的なスタートを切った場合、各大学が募集人員を増やし、様々な分野の人材を育成する上で積極的に活用するものとみられる。人文系の上位グループの学生にとって、新しい人気学部になるだろう」と述べた。



foryou@donga.com