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「韓国版マタハリ」キム・スイム事件は捏造された可能性 AP通信報道

「韓国版マタハリ」キム・スイム事件は捏造された可能性 AP通信報道

Posted August. 18, 2008 06:46,   

「韓国のマタハリ」と呼ばれた女性スパイ、キム・スイム(写真)事件が捏造された可能性があると、AP通信が16日ソウル電で配信した。

キム・スイムは1911年に生まれ、幼くしてみなしごとなったが、米国人宣教師との因縁で梨花女子専門学校の英文科を卒業した。その後、米軍憲兵監ジョーン・ベアード大佐の特別諮問役に雇われ、同大佐と同棲までしながら、1949年に「米軍撤退計画」のような重要機密を北朝鮮側に渡したスパイ容疑を受けていた人物。

彼女は、ドイツ留学派の共産主義者で、のちに北朝鮮政権の初代外相にも起用された愛人イ・ガングクを、指名手配中に北朝鮮に送った疑いなどで、1950年3月に逮捕され、韓国の軍事裁判で国際スパイ活動の罪で死刑を言い渡され、同6月15日に処刑された。

AP通信は最近、国立文書保管所で秘密解除された1950年代の機密資料を分析した結果、「当時、ベアード大佐はデリケートな情報への接近権を持っていなかったので、キム・スイムは北朝鮮側に渡すような機密など持っていなかった。イ・ガングクも米中央情報局(CIA)要員だった可能性がある」と書いた。

また、「ベアード大佐と他の米陸軍将校たちはキム・スイムを弁護できたはずだが、立場が不利になることを憚り、急いで韓国を離れたことが記録されている」と加えた。

AP通信は、「彼女は結局、韓国警察の拷問のために、してもいなかったことを虚偽で自供したものと、米軍関係者たちは結論づけていたに違いない」と伝えた。



triplets@donga.com