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李大統領、北朝鮮に経済協力への意欲示す 光復節演説で強調

李大統領、北朝鮮に経済協力への意欲示す 光復節演説で強調

Posted August. 16, 2008 07:17,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は15日、「大韓民国の建国60年は成功、発展、奇跡の歴史だった」とし、「大韓民国の神話はまだ終わっていない。偉大なる大韓民国の時代、統一の時代が開かれるだろう」と述べた。

李大統領は同日、ソウルの景福宮(キョンボックン)広場で行われた光復節(クァンボクチョル、日本の植民地支配からの独立記念日)記念式典で「光復63年・大韓民国建国60年記念」の演説を行い、「他に道があるとしても北朝鮮を避けて通ったり飛び越えたくないし、南北のみんなが豊かに暮らせることへの夢を諦めてない」として、このように述べた。

李大統領は、対北朝鮮政策に関連して「遺憾なことに金剛山(クムガンサン)銃撃事件があったが、にもかかわらず北朝鮮が全面的な対話と経済協力に出ることを期待している。今こそ、北朝鮮が逃してはならない変化の好機」とし、「6者協議と国際協力の進展に伴って実質的な経済協力プログラムを本格的に進め、韓半島経済共同体の実現を目指していく」と話した。

また、李大統領は「我が国を奪われたのは自らを守る力がなかったからだ。富強な国を作れば、(他国が)我が領土を不当にうかがうようなこともなくなるだろう」と言い、「日本も歴史を直視し、不幸な過去を現在に蘇らせるような愚を犯してはならないだろう」と述べ、日本に対する警戒感を示した。

「先進一流国家」になるための要素として「基本」「安全」「信頼」「法治」を挙げたうえで、「法を違反する行為に対しては、私自身を含めて誰だとろうと容認しことを実践で見せしめる。任期中に起きる不正腐敗に対して容認しないだろう」と強調した。

これとともに、「グリーン成長は、グリーン技術とクリーンエネルギーで新たな成長エンジンと雇用を生む新国家発展のパラダイムであり、漢江(ハンガン)の奇跡に次いで韓半島の奇跡を作る未来戦略だ」とし、「エネルギーの自主開発率を在任中に18%まで、2050年までは50%以上に引き上げる」と語った。

そのうえで「個人の幸福を国政の中心に据えた運営を進める。国民成功時代を超えて国民幸福時代を切り開いていく」と述べた。

李大統領はさらに、「近く大統領直属の国家ブランド委員会を設置し、任期中に国家ブランド価値を先進国水準に押し上げたい」と言い、△政府開発援助(ODA)の拡大、△平和維持軍活動への積極的な参加、△世界の人材を呼び込むための出入国管理と移住政策の改善などを約束した。



swpark@donga.com