放送局PDを対象に行われた芸能プロダクションのロビー活動疑惑を捜査しているソウル中央地検特捜1部(文武一部長)は4日、芸能人の放送出演の見返りとして芸能プロダクションから金品ロビーを受けた容疑がもたれているSBSのPD1人を呼んで取り調べた。
検察はまた、週内に新たにKBSのPD3人、MBCのPD2〜3人、SBSのPD1人など、局長クラスを含め全部でPD6〜7人を取り調べる方針だ。
検察は、同日出頭して取り調べを受けたSBSのPDを対象に、芸能プロダクションから所属芸能人を出演させる謝礼として金品や株式を受け取ったのか、芸能事務所の関係者らから江原(カンウォン)ランドやマカオなどのカジノ費用の提供を受けたかどうかを集中的に調べた。
検察は、国税庁が税務調査を行った芸能プロダクションであるP社とドラマの独立制作会社であるKやS社などが、地上波放送局の幹部に株を提供するなど、ロビー活動をした疑惑を解明するため、国税庁から関連資料の提供を受け、調べる計画だ。
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