軍事作戦に中立的な救護活動のシンボルである赤十字のロゴが使われたことをどう受け止めるべきか。
左翼のゲリラ組織である「コロンビア武将革命軍(FARC)」の人質になっていた元コロンビア大統領候補のイングリッド・ベタンクール氏(45)の救出過程で、国際医療救護団体である赤十字のロゴが使われたと、米CNN放送が16日に報じた。
国際人権法とジュネーブ協約は、このような行為を「戦争犯罪」に当たる重大な事案だと規定している。
ジュネーブ協約の追加議定書は、中立機構の要員のように振舞うか、関連ロゴを使う場合、国際人権法と関連協約を無視した「戦争犯罪」に当たると明示している。
CNNは、救出当時、ビデオテープと写真などに赤十字のロゴがはっきりと見える服装の救助要員が登場すると報じた。同放送は「匿名の軍関係者が関連資料を渡しながら放送局にカネを要求したが、断った」と明らかにした。
コロンビアのアルバロ・ウリベ大統領は、波紋が広がると、「公式作戦とは無関係な事」と述べ、「ゲリラを見て恐怖を感じたある要員が身辺保護のためにロゴの入ったシャツを急に着用したようだ」と釈明した。
このような事実が公開されたことにより、世界各地で活動している赤十字の要員らの安全に赤信号が灯った。紛争地域で活動する赤十字の要員らが危険にさらされる可能性が高まったからだ。
赤十字は、戦争捕虜と民間人を治療、保護するという中立的な原則が認められ、これまで紛争地域でその要員らは保護されてきた。
credo@donga.com






