統合民主党が昨日、党名を民主党に変え、今後2年間党をリードしていく新指導部を選出した。昨年の大統領選挙の過程で偽装の統廃合を繰り返した上、4月の総選挙を控え、大統合民主党と旧民主党の統合で発足した民主党が、とうとう新しい門出の外形を整えたわけだ。これから民主党が国民の信望を受ける第1野党にきちんと位置づけられるためには、コンテンツを育てて構築しなければならない。
民主党がこの3ヵ月間やったことと言えば、牛肉問題にけちをつけたことのほかにない。法が命令した国会開院を拒否することにより、18代国会は憲政60年史上初めて、30日間法定臨時国会(6月5日〜7月4日)で国会議長も選出できなかった。国会は1ヵ月以上、機能を失っている状態だ。国から年間約100億ウォンの補助金をもらう第1野党が国会を構成する責務さえ放り投げたためだ。
李明博(イ・ミョンバク)政権の対米牛肉交渉が、身を低めすぎて、不合理だったことは間違いない。民主党がこれを批判し問い質すのはいくらでも理解できる。しかし、それと狂牛病騒ぎは別のことだ。米国の牛を「狂った牛」に決め付けるのは世界からからかわれる欺瞞劇である。テレビ番組の「PD手帳」の報道内容のようなでっち上げられたウソを土台に狂牛病国民対策会議はこの2ヵ月間、不法反政府デモを主導・扇動し、一部のデモ隊は戦闘警察や市民、マスコミにやたらに暴力を振るったのに、民主党はこれを止めるどころか傍観し、甚だしくはハッパをかけたりもした。
民主党は熱心にろうそく集会を応援したが、政党支持率は相変わらず10%台に止まっている。国政はマヒし、民生は失踪し、代議政治は笑いの種に転落した。民主党が対策会議の後見人の役割をする民主労働党のような群小政党ではなく、政権党の経験があり、国政運営のパートナーとして授権可能性を持つ代案政党であるのなら、このような状況を深刻に受け止めるべきである。
民主党が国民に愛されるためには、新たな指導部は党のアイデンティティと政府与党をけん制できるコンテンツを明確に国民に示さなければならない。早速国会へ戻って、代議正義を呼び返し、民生の回復に主導的に取り組むか、でなければ政党の看板を下ろして市民団体の看板に張り替えるしかないといった選択に迫れている。






