3日、与党ハンナラ党の新しい代表に選出された朴熺太(パク・ヒテ)元国会副議長は、「国民の信頼喪失が、現在の混乱と危機の原因だと考える。もっと低い姿勢で国民に接近し、信頼を回復するために努力する」と約束した。2ヵ月間続いた牛肉問題の中で党を率いることになった朴代表と新しい指導部の肩の荷は重く、その対策を国民の信頼回復に見出したことは正しい。
そのためには、ハンナラ党は変わらなければならない。ハンナラ党がこの10年間、大いに変化したと言っても、依然として「セレブ体質」から抜け出せていない。ろうそくデモ隊がソウル都心を荒らし「政権打倒」を叫ぶまで、どこで何をしていたのか、振り返ればすぐにわかる。統合民主党議員たちが、一部暴徒が混じったデモ隊の側で戦闘機動隊(日本の機動隊)と対立する時、殴られる覚悟でデモ隊に対抗したハンナラ党議員はただの一人もいなかった。政府の正当な公権力行使が暴力と追い込まれるほど嘘が幅を利かせる時、何が真実で何が偽りかを明確にしようと討論会を要請したこともない。
新指導部は、国民が4・9総選挙で、ハンナラ党に過半数議席(153席)を与えた意味を深く心に刻まなければならない。李明博(イ・ミョンバク)政府を助け、経済的に富を強め、政治的に安定し、自由と真実が勝つ「正しい国」先進韓国をつくってほしいという注文だった。今からでも、ハンナラ党はその道に進まなければならない。「国家先進化の闘士」にならなければならない。そのためには、国家の課題および社会の懸案に、見物人や第3者の姿勢で対応する卑怯な姿勢から捨てなければならない。痛みを伴うことがあっても、真の「国利民福」の道を先導しなければならない。
民意は尊重して受け入れなければならないが、ただ声の大きな勢力が主張するとおりに従っていてはいけない。彼らの機嫌をうかがって右往左往することは、国民に仕えることではなく、ポピュリズムにすぎない。民意に逆らってはいけないが、必要な時には、説得を通じて民意を導くことができなければならない。「改革的保守」というアイデンティティも明確にすべきだ。内ではコネづくりと管職争いに余念がなく、外では声の大きな勢力の顔色をうかがう与党に、国民は決して心を許さない。
政府も、新しい出発の覚悟をしなければならない。李大統領は党大会の祝辞を通じて、「いかなる逆境があっても、必ず成功した大統領、成功した政権をつくる」と約束した。法秩序を回復することで、政府の権威を取り戻すことから始めなければならない。国民の最大の希望である経済立て直しに渾身の努力を傾けなければならない。内外の悪条件のために、経済の安定を追求するとしても、国民に約束した各種の改革政策だけはあきらめてはならないのだ。






